SWM・SIX6 500
ホイールベース1470mm、シート高845mm、重量148kg、タンク容量16.5L。
フロント100/90-19、リア130/80-17のワイドなブロックパターンタイヤを装備。
エンジンは最高出力22kW(29.9ps)を発揮する、空冷&油冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ445.3ccを搭載。ミッションはスポーティな6速リターン式。エンジン前にはオイルクーラーを装備。単気筒ながらシリンダーヘッドの排気口を2箇所設置し、エキパイ2本出しに設計。マフラーはアップ型の左右2本出し。
SWMがEICMA2022で発表した「SIX6 500」は、オンロード走行とオフロード走行を想定した欧州仕様のスクランブラーモデル。丸みのあるレトロな外観に、フロント100/90-19、リア130/80-17のワイドなブロックパターンタイヤを組み合わせ、ファットなフォルムを演出。2000年前半に国内で一世風靡した「ヤマハTW200」を思い起こさせるような、トラッカーテイストが漂うのもポイントだ。
「ヤマハTW200」は1987年に登場した、新ジャンルのアドベンチャートレール。同車は2000年前後、トラッカーブームに加え、木村拓哉さんと常盤貴子さんが主演した、TBSテレビ系の東芝日曜劇場「ビューティフルライフ(カリスマ美容師の主人公がTW200改に乗車)」により人気は急上昇。特に東京・原宿&渋谷方面の若者には、ロングスイングアームやスカチューンを施したTW200改が大人気。同車に乗るライダーは“ティーダーバー”と呼ばれた。写真は2001年モデルのTW200E。
月刊モト・チャンプより
月刊モト・チャンプより
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オイルクーラー付きの単気筒SOHC4バルブ445.3ccエンジンは27馬力を発揮
SIX6 500はフロントビキニカウル、16.5Lの大容量ガソリンタンク、厚みのあるロングサイズのトラッカーシート、リアキャリアを装備するなど、街乗りやツーリング、タンデム走行なども想定。
排ガス規制の「ユーロ5」に適合したエンジンは、最高出力20kW(27ps)を発揮する、空冷&油冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ445.3ccを搭載。ミッションはスポーティな6速リターン式を採用。
フレームは高強度な鋼製管状フレームとし、前後サスペンションはインナー径Φ43mmフロントフォーク(130mmリフト)、ツイン型の油圧式リアショック(109mmリフト)を導入。
シングルディスク式のフロントブレーキは、Φ260mmディスクローター+2POTキャリパー、リアブレーキはΦ220mmディスクローター+1POTキャリパーを組み合わせ。ABSも装備済みだ。
前後ホイールはワイヤースポーク型とし、フロント1.85×19インチ、リア3.00×17インチの異径サイズをチョイス。カラーはレッドとグリーンの2色あり。
SWM SIX6 500 主要諸元
ホイールベース:1470mm
最低地上高:226mm
シートの高:845mm
タンク容量:16.5L
重量:148kg
エンジン形式:空冷&油冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ
排気量:445.3cc
最高出力:20kW(27ps)
吸気系:フューエルインジェクション
始動方式:電気スターター
ミッション:6速
クラッチ:油圧制御
フレーム:高強度鋼製管状フレーム
フロントサスペンション:Φ43mm正立フォーク(調整可能)
リアサスペンション:油圧式ショックアブソーバー(2段階調整可能)
フロントリフト量:130mm
リアリフト量:109mm
フロントブレーキ:Φ260mmディスクローター+2POTキャリパー
リアブレーキ:Φ220mmディスクローター+1POTキャリパー
ディスク 260 mm、2 ピストン フローティング キャリパー (ABS フロント - リア
ホイール:ピークスプライシング、アロイリム、前1.85 x 19 インチ / 後3.00 x 17 インチ
タイヤサイズ:前100/90-19インチ / 後130/80-17インチ
タイヤ銘柄:ピレリ MT60
ヘッドライト、ウインカー、テールライト:LED
古典的なスタイリングと最新鋭エンジンが融合|SWMアウトロー125試乗1971年に創業、1984年に製造を一旦中止したものの、2014年に中国のShinerayグループと手を組んで復活したイタリアンブランドがSWMだ。同国のビアンドロンノにある最新鋭の工場を拠点とし、ハスクバーナやモトグッツィの元技術スタッフが開発に携わっているという。今回試乗したのは、フルサイズの本格的なエンデューロモデルRS125Rの水冷シングルを搭載したネオクラシック、アウトロー125だ。 REPORT●大屋雄一(OYA Yuichi) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 問い合わせ●SWM(https://www.swm-motorcycles.jp) 取材協力●BEAR SETAGAYA ※2020年2月10日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/26516/
125ccには豪華すぎる足まわり。125ccだから本気のモタードを楽しめる|SWM・SM125R FACTORYテスターの後藤は、90年代からモタードを追いかけて世界中のメーカーやモタードマシンを取材してきた。世界選手権のワークスマシン試乗会にも参加したことがある。 本物のモタードマシンをたくさん見てきたわけだが、そんな目で見てもSWN SM125R Factoryのデザインや各部の作り込みは素晴らしいと思った。 REPORT●後藤 武(GOTO Takeshi) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 問い合わせ●SWM(https://www.swm-motorcycles.jp) 取材協力●BEAR SETAGAYA ※2020年4月19日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/25551/
空冷単気筒だけどエキパイ2本、これがイイ感じ。|SWM・SILVER VASE 400試乗スクランブラーとはオンロードバイクをベースにタイヤやハンドル、マフラーなどを変えて、ダートも走れるようにしたマシンのことだ。本格的なオフロードバイクがなかった時代の仕様なのだけれど、クラシカルな雰囲気で人気が再燃。最近じゃすっかり定着した感じになっている。 REPORT●後藤 武(GOTO Takeshi) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 問い合わせ●SWM(https://www.swm-motorcycles.jp) 取材協力●BEAR SETAGAYA:https://bear-s.com ※2020年4月21日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/25527/