
2024年、初開催でチケット完売・大成功を収めた『Tokyo E-Prix』が、2025年はさらにスケールアップ。ABB FIAフォーミュラE世界選手権の第8戦・第9戦として、2025年5月17日(土)・18日(日)に東京ビッグサイト周辺の市街地サーキットでダブルヘッダー開催が決定しました。昨年は、日産にとって初の“ホームレース”という記念すべき一戦で、マクシミリアン・ギュンターが最終ラップでオリバー・ローランドを抜き、劇的勝利を飾りました。今年は、ローランドがシーズン中盤で115ポイントという圧倒的なリードを築き、チャンピオン獲得に向け東京での飛躍が期待されます。一方、追うポルシェ勢――アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(67pt)とパスカル・ヴェアライン(66pt)も逆転を狙い、熾烈な争いが展開されるでしょう。

今大会で初登場となる“GEN3 Evo”マシンは、電動レーシングカーの最先端を体現。全長2575kmのコースは、3本のロングストレートと18のテクニカルなコーナーから構成され、特にターン1・2やターン10・11ではオーバーテイクの好機が期待されます。また、ターン4外側には“アタックモード”の発動ゾーンを設置。17日(土)の第8戦では、さらに新要素“ピット・ブースト”も導入され、戦略の幅と緊張感が一層高まります。第8戦・第9戦はともに、日本時間15時05分スタート予定です。
『Tokyo E-Prix』の翌週には、上海国際サーキットに舞台を移し、さらなるダブルヘッダーが開催予定。アジアラウンドでの激戦が、タイトル争いの行方を大きく左右することは間違いありません。
チケットがなくても楽しめる『ファンビレッジ』体験、サステナビリティを軸にした社会貢献プログラム

観戦チケットを持っていなくても楽しめるのが『Tokyo E-Prix』の魅力。会場には無料で入場できる『ファンビレッジ』が設けられ、バーチャルシミュレーターでのレース体験や、おなじみのポケモン“ピカチュウ”とのふれあい、音楽・ダンスステージなど、多彩なエンタメが用意されています。また、フォーミュラEは「最も持続可能なスポーツ」を掲げ、今回の『Tokyo E-Prix』でもその精神を体現。地元の児童養護施設支援や、次世代育成を目的とした『FIA Girls on Track』プログラム、さらには東京都主催の『TOKYO GX ACTION CHANGING』への協力を通じて、環境・地域・未来への貢献を推進します。
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