本格セキュリティの防犯力

そんな車両盗難対策に効果があるのがカーセキュリティだ。しかし、本格的なユニットになるとプロによる取り付けが必要になるのは厄介。近所に施工店があれば問題はないが、遠方までクルマを持ち込み、何日か預けて引き取りに行くとなると、そのハードルは一気に高まってしまう。その点で、配線不要で手軽に導入できるワンタッチカーセキュリティは、最初の一歩として役立つアイテムと言えるだろう。

ワンタッチカーセキュリティといっても、その効果は大いに期待が持てる。作動中には7つの LEDが点滅するため、視覚的にも防犯性を高めてくれる。さらに万が一の被害時には、最大90デシベルの大音量で犯人を威嚇。同時にオーナーに愛車の異常を伝えてくれるというわけだ。

この警告音のトリガーは、高精度の2段階超音波センサーを利用するため、車内への侵入も即時にキャッチ。また、アクセサリーONセンサーによって、不正なエンジン始動も検知してくれるため、いたずらから盗難まで幅広いカバー力を備えているというわけだ。

HORNET Bee Sensor『ワンタッチカーセキュリティ BEE737-S(価格:3万2780円/税込)』
簡単な取り付けですぐに防犯対策が行える、セキュリティシステムのエントリーモデル。

シガーソケット接続でいきなり警戒開始

もちろん防犯性の高さも特徴ながら、本機最大の見どころはその手軽さ。本体はバイザーにクリップで挟み込むだけ。給電はシガーソケットから行ない、内蔵バッテリーによって満充電で約1週間使用できる安心感を備えていることだ。

また、システムの作動と解除は付属のリモコンで操作。このリモコンはコードホッピングによって、7378京通り以上のIDを特殊プログラムでランダムに変化させているため、適合するリモコンがなければ解除は不可能と言える。

付属のリモコンを使用してシステムの設定や解除を行う。リモコンはコードホッピング機能が備わる万全の防犯性能が与えられている。

さらに、セキュリティ作動時には正面のLEDが点滅。7色8パターンから選択できる。さらに警報中は赤と青のLEDが交互にフラッシュ点滅し、周囲にも犯罪被害を知らせてくれる万全の防犯性能。これだけの機能を簡単に手に入れられるのは、まさに驚きというわけだ。

もちろん、セキュリティユニットを装着したからといって、被害に合わないとは言い切れない。そのため、普段の駐車場所の見直しやさらなる防犯対策を合わせて行うことも忘れずに!