名鑑 ストラダーレとコンペティツィオーネの分岐点(1962-1967)【フェラーリ名鑑】【写真・2枚目】 フェラーリ名鑑、275 GTB/4のフロントスタイル 1965年式の275 GTB/C(コンペティツィオーネ)。ワイドフェンダーと強化エンジンを積んだ競技専用車両は12台が販売された。 シリーズ屈指の美しさを誇る250 GT ベルリネッタ ルッソ。車名に「豪華」を意味する“ルッソ”を掲げ、その伝統はGTC 4 ルッソに引き継がれた。 ミッドシップモデルの250 Pをベースに、250 GTOの後継車として企画された250 LM。 250 Pではタルガトップだったルーフはクローズド化され、ミッドシップボディがベースだったがゆえに250 LMのリヤクォーターは独特のアピアランスとなった。 1962年式330 LM。1963年のル・マン24時間レースで歴史に残る快挙を成し遂げたフェラーリ製コンペティツィオーネモデルの一翼を担った。 1964年式275 GTB。フェラーリのオンロードモデル=ストラダーレを代表する名車だ。ロングノーズの伸びやかなボディデザインはハイパフォーマンスGTとしてのポテンシャルを存分に感じさせる。 搭載するパワートレインは3.3リッターV12。最高出力は280psとされ、最高速度は258km/hを標榜する。 1966年式275 GTB/4。これまでのSOHCからDOHCへと4バルブ化された3.3リッターV12を搭載する。 1966年式275 GTB/4 S スパイダー(N.A.R.T.スパイダー)。オープンカーが人気の北米向けに生産された。 この画像の記事を読む