名鑑 【ポルシェ図鑑】「ポルシェ 911タルガ(1967)」911的オープンエアモータリングの解釈。【写真・1枚目】 911シリーズのバリエーションモデルとしてデビューしたオープントップボディを採用する911 タルガ。その車名はポルシェが活躍したレース、タルガ・フローリオに由来する。 ポルシェ・ミュージアムが所蔵する最も古いタルガとなる1967年式の911 タルガ。ショートホイールベースのナローボディに、ジッパーで開閉可能なビニール製リヤウインドウをもつ。 911 タルガのクレイモデルと写る、若き日のフェルディナント・アレクサンダー・ポルシェ。 ポルシェの最大マーケットである北米はオープンモデルの需要が高く、911シリーズの販売は実にその4割をタルガが占めたという。 発売当初の広報写真。リヤフードの“PORSCHE”エンブレムが間隔の空いた配置になるのは、1967年モデル以降の識別点でもある。 ホイールベースを延長し、6Jホイールの採用でフェンダー幅が広くなった1969年モデル(Bシリーズ)。EとSに機械式フューエルインジェクションが採用されたのも大きな特徴である。ちなみにタルガバーにエアアウトレットのスリットが入るのも、このBシリーズからとなる。 フラット6の排気量を2.2リッターに拡大した1970年の911 S タルガ(Cシリーズ)。180hp /6500rpmの最高出力と199Nm/5200rpmの最大トルクを誇る。 フラット6の排気量を2.2リッターに拡大した1970年の911 S タルガ(Cシリーズ)。180hp /6500rpmの最高出力と199Nm/5200rpmの最大トルクを誇る。 この画像の記事を読む