イベント 「単なる懐古趣味ではない」シトロエンDSの70周年とルノー新流星号【レトロモビル2025】part.1【写真・2枚目】 レトロモビル2025のルノー・ブース。左に歴史車両、右に市販モデルやコンセプトカーを展示した。 「DS N゜8」はブランド初の量産フルEV。満充電からの航続可能距離は750km(WLTP混合モード)。2025年からイタリアのステランティス社メルフィ工場で生産される。 バルーンに乗るシトロエンDS。1959年に同社の広告ディレクター、クロード・ピュエックが手掛けた有名なカタログ写真を専門学校の学生たちが再現した。 1962年パリ・モーターショーのシトロエン・ブースに展示されたDS19のオブジェも持ち込まれた。 FIVA(世界古典車連盟)のスタンドで。シトロエンDSをベースにイタリアのカロッツェリア「フルア」が1963年にデザインしたクーペ。テールランプはフィアット車のものを流用している。45°倒されて取り付けられたCピラーのバッジにも注目。 以下3点はレトロモビルの常連であるフランス「ヤングタイマー」誌のブース。彼らは今回、ハイドロニューマティックを装備したシトロエンのパフォーマンス仕様を特集した。これは1989年「CX 25 GTIターボ2」。 シトロエン「BX 16 RS」。1983年。 シトロエン「XMマルチメディア」。1998年。 「ルノー17TS」。ブランドにとって初の前輪駆動クーペとして1971年に誕生した。 2024年10月のパリ・モーターショーで公開されたコンセプトカー、ルノー「17エレクトリック」。デザインには工業デザイナーのオラ・ライトが参画した。 ルノーが世界初公開した「フィラント・レコード2025」。参考までに2025年は、今日まで続く菱形マークの原型が制定されてから100周年でもある。 フィラント・レコード2025は全長✕全高は5.12m✕1.19mのモノポストである。 フィラント・レコード2025のデザイン的発想源となった1926年「40CV」。総排気量9000cc、重量2tと聞くとモンスターを想像するが、出力はわずか140PS。それでもリナ=モンレリー・サーキットを190km/h以上で走行し、速度記録を達成した。 この画像の記事を読む