車の知識 使える3列シートが○。アルヴェルの卒業生にもピッタリ!?【ジープ・グランドチェロキーL】【写真・23枚目】 ジープ・グランドチェロキーL 5代目となる現行型は標準仕様のグランドチェロキー、ロングホイールベース仕様で3列シートを備えるグランドチェロキーLがラインナップするが、日本に導入されているのは後者のみ。 セブンスロットグリルがジープの一族であることを主張。冷却状況に応じて開口部のフラップを自動制御するアクティブグリルシャッターも採用する。 グランドチェロキーLのボディサイズは全長×全幅×全高:5200×1980×1795mm、ホイールベース:3090mm。 グランドチェロキーLのグレードは2つ。2列目がベンチシートで7人乗りの「リミテッド(788万円)」と、今回の試乗車である2列目がキャプテンシートで6人乗りの「サミットリザーブ(999万円)」がそろう。 3.6L V6エンジンは286ps&344Nmを発生する。トランスミッションは8AT。 サミットリザーブのパルティックグレーメタリックC/Cでのみ、インテリアカラーがテュペロブラウン/ブラックとなる。 3列使用時のラゲージルーム。電動テールゲートはサミットリザーブのみハンズフリー機能が備わる。 サードシートの背もたれを倒すと荷室をフラットに拡大できる。 セカンドシートの背もたれもすっきりと前倒し可能。格納作業はセカンドシートもサードシートも荷室のスイッチでワンタッチだ。 身長180cmの乗員が座ると、ポジションはご覧の通り。 足元・頭上ともに余裕たっぷりな2列目。 180cmの乗員でも長時間座ることができ、実用に耐えうるのはうれしい。 サードシートもおざなりではなくしっかりとした仕立てとなっている。 セカンドシートはリミテッドがベンチタイプの3人掛け、サミットリザーブがキャプテンタイプの2人掛けとなる。 サミットリザーブのリアエアコンは左右独立して調整可能。USBの充電ポート、12Vアクセサリー電源も用意される。 サミットリザーブはパレルモレザーシートが標準。キルト風の処理が美しい。フロントシートにはヒーター機能とベンチレーテッド機能のほか、マッサージ機能もついてくる。 ジープでは初となるロータリー式のシフト。左には車両設定を切り替えるセレクテレイン、右には車高調整のレバーが備わる。 車両の状況は10.1インチのセンターディスプレイで確認可能。ちなみにナビゲーションシステムはアイシン製を採用する。 サミットリザーブのオーディオはマッキントッシュ。18基のスピーカーと1基のサブウーハーで構成される。 逆スラントノーズはラグジュアリーSUVの草分け的存在のワゴニアをモチーフにしたものだ。 プラットフォームはインターナショナルでも、乗り心地はジープらしいもの。のんびりとクルージングしたくなる鷹揚さが心地良い。 この画像の記事を読む