名鑑 【ポルシェ図鑑】「ポルシェ718 F2 Type547(1959)」フォーミュラカーに生まれ変わった718。【写真・3枚目】 1.5リッターF2規定に合わせ、モノポスト・フォーミュラに改装されて活躍したポルシェ 718 F2 Type547。 1.5リッターF2クラスで活躍した718 F2 Type547のコクピット。グラハム・ヒルやジョン・サーティース、スターリング・モスなど錚々たる名レーサーがステアリングを握っている。 1.5リッターF2規定ではセンターコクピットのシングルシーターであれば参戦可能になったため、ポルシェは718 RSKをセンターコクピットに改修した718 RSK F2を製作。後年、F2がオープンホイールに限定されたのを受け、718 F2 Type547が誕生した。 リバプールにあるエイントリー・サーキットで1960年4月30日に開催されたXV BOAC 200レースで優勝したスターリング・モス。イギリスの名門プライベーター、ロブ・ウォーカー・レーシングのエントリーで、ワークスのジョー・ボニエとグラハム・ヒルもそれぞれ2位、3位に入賞している。 550Aのアップデート版というべき718 RSK。写真は1957年にオーストリアのツェルトベクで行われたスポーツカーレースで優勝したヴォルフガング・フォン・トリップスのマシン。 1957年のル・マン24時間にエントリーしたウンベルト・マルオーリ/エドガー・バルト組の718 RSK。1.5リッターながらトップと変わらぬタイムで総合11位を走っていたが12時間目にアストンマーティンとクラッシュしリタイア。 ポルシェ 718 F2 Type547のポスター。 この画像の記事を読む