これだけの特別装備がたった500台のために・・・

まず初めに、IS500“Climax Edition”に特別に与えられた装備は以下のとおりだ。

・“Climax Edition”専用 ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付) & ディンプル本革シフトノブ(ブラック&フレアレッド)
・“Climax Edition”専用オープニング付“F SPORT Performance”8インチTFT液晶式メーター
・“Climax Edition”プレート
・“Climax Edition”専用アナログクロック(GPS時刻補正機能付)
・“Climax Edition”専用ウルトラスエード/L tex スポーツシート(ブラック&フレアレッド・運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付)
・“Climax Edition”専用ウルトラスエード(ドアトリムアームレスト/メーターフード/フロントコンソール上部)
・フロント対向6ポッドアルミ製キャリパー(brembo製)

足まわりでは、ブレンボのフロント対向6ポッドアルミ製キャリパー、高摩擦ブレーキパッドを用いた380mm径ピラーフィン式ベンチレーテッドディスクブレーキを起用し、高い制動性能と耐フェード性能を確保されている。

フロント対向6ポッドアルミ製キャリパー(brembo製)・φ380mmピラーフィン式ベンチレーテッドディスクブレーキ(高摩擦ブレーキパッド付) 特別仕様車“Climax Edition”レッドブレーキキャリパー(フロントLEXUSロゴ)。

そのブレーキが止めるホイールには、軽量化と高剛性をねらってBBSの19インチ鍛造アルミホイールが与えられ、マットブラック塗装を施すことで引き締まった足元を演出する。

外観ではこの“Climax Edition”専用色としてニュートリノグレーが用意された。
硬質なライトグレーにメタリックを加味することで、スポーティに駆け抜けるような走りの世界観を実現したという。
専用と謳っているこの色は、世界各地域で発売予定しているRZ550e“F SPORT”にも用いられるようだが、発売は今年2025年秋だから、現時点では確かにIS500“Climax EDITION”専用だ。

IS500特別仕様車“Climax Edition”。

インテリアの特別誂えでは、ブラックとフレアレッドを基調としたウルトラスエード & L tex のシート表皮、ディンプル本革加工を施したステアリングホイールおよびシフトノブがある。

特別仕様車“Climax Edition”ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)&特別仕様車“Climax Edition”ディンプル本革シフトノブ (特別仕様車“Climax Edition”ブラック&フレアレッド )。
特別仕様車“Climax Edition”ウルトラスエード® / L texスポーツシート(ブラック&フレアレッド・運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付)。
特別仕様車“Climax Edition”ウルトラスエード®/L texスポーツシート(ブラック)。
特別仕様車“Climax Edition”ウルトラスエード®/L texスポーツシート(フレアレッド)。

「たった500台のためにこんなものまで造ったんですか」といいたくなるのは、センター吹出口の左右間に置かれたアナログ時計だ。
LEXUS車インテリアの特徴にして、これがあるだけでクルマを注文したくなる、いい雰囲気のデザインドアナログクロックもLEXUS車からだいぶ減ったが、ISにはまだ健在。
その時計は、立体構造の文字盤を複数の層で塗装し、さらにレーザーで赤色を削り出すという緻密な加工が与えられている。
腕時計であれ置時計であれ、精密機械の筆頭に挙げられるアナログ時計だが、この“Climax Edition”では、アナログ時計の持つ精緻・精密のイメージが文字盤にまでおよんだ格好だ。

特別仕様車“Climax Edition”アナログクロック(GPS時刻補正機能付)。

8インチTFTの液晶メーターには、“Climax Edition”専用オープニング画面を設定し、始動時の高揚感を演出。
ここにも「たった500台のために・・・」の感がある。

“F SPORT Performance”8インチTFT液晶式メーター(特別仕様車“Climax Edition”専用オープニング・TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ・リヤシートリマインダー機能付)

車両価格は以下のとおりだ。

LEXUS IS500 特別仕様車”Climax Edition” 車両本体価格。