RVR、2度目の復活!

最終モデルとなった第3世代RVRは、「Concept-cX」をベースに、2010年から販売、実に7年ぶりに「RVR」の名称が復活したが、2024年に販売終了となっている。

2年ぶりの復活で第4世代となる次期型は、海外で人気を呼んでいるコンパクトSUV「XFORCE」(エクスフォース)をベースに、日本仕様へと改良して「RVR」の名が与えられる。
エクスフォースは、インドネシアで生産される、グローバル・コンパクトSUVで、フィリピン、南アジア、中南米、中東、アフリカなどで販売されているモデルだ。
ボディサイズは、全長4390mm、全幅1810mm、全高1660mm、ホイールベース2650mmと先代よりボディが拡大されるほか、最低地上高もクラストップレベルの222mmへとアップされる。このサイズをイメージでいうと、ホンダ「ヴェゼル」の全長4340mmより若干大きい感じになる。
エクスフォースのエクステリアデザインは、最新の「ダイナミックシールド」を採用、台形の大型グリル、アグレッシブなグリルガードが装備されている。リアセクションでは、ヘッドライトと共通性のあるLEDテールライトを装備、バンパーもSUVらしく仕上げられている。
一方日本仕様では、グリルパターンや、LEDデイタイムランニングライトの変更が予想される。
コックピットには、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調で力強い造形の「HORIZONTAL AXIS」(ホリゾンタル・アクシス)を採用、12.3インチのインフォテイメントディスプレイと、8インチデジタルインストルメントクラスターを搭載する。
また、ディスプレイオーディオは、画面を三分割し、様々な情報を表示させるマルチウィジェットディスプレイが可能となる。
パワートレインは、海外仕様と同様の1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン、及び1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン+電気モーターのハイブリッド、さらにe-POWERもラインアップされる可能性がありそうだ。
RVRの日本発売は、2026年12月と予想される。注目の日本価格は、ガソリンモデルが240万円、ハイブリッドは290万円未満となりそうだ。









