JR浜松駅の新幹線やJR磐田駅、JR御厨駅など沿線の駅で70年の歴史を表現
この取り組みは、ヤマハ発動機の歴史を表現するとともに、磐田駅周辺の景観を向上させることで、地域の賑わいに寄与することを目的としている。また、「天平のまちビル」の向かい「リベーラ磐田」の1階においても同社グループのヤマハ発動機ビズパートナー社がガラス面を装飾し、駅前通り「ジュビロード」を両ビルから彩っている。

さらにJR浜松駅の新幹線上りホームや、JR磐田駅の交通広告スペース、そしてJR御厨駅の駅構内スペースも利用し、沿線の駅においても70年の歴史を表現する広告が掲示される。

●「天平のまちビル」ガラス面デザインの特徴
・ヤマハ発動機が1955年の創立から持ち続けている「挑戦の精神」を伝えるグラフィック
・創立70周年を象徴するロゴマークを公開
・1955年にヤマハ発動機が製造したオートバイ「YA-1」を原寸大に近いサイズで表現

デザインを担当した同社クリエイティブ本部ブランドデザイン部担当者はこのようにコメントしている。
「ヤマハ発動機が70年の歴史を迎えるにあたり、今一度、原点を見つめることが重要だと考えました。創業の年に過酷なレースに挑戦し、見事優勝を果たしたことが、ヤマハ発動機の挑戦し続ける企業風土を運命づけたと感じたからです。そのため、今回のガラス面装飾はそのレースで日本一を勝ち取った『YA-1』をリアルに表現し、創立70周年のロゴは『YA-1』のレーサーが背負っていたゼッケンをモチーフに作成しました。磐田駅前を歩く人があたかも『YA-1』の世界に入り込むような感覚を味わっていただけると幸いです」

この創立70周年記念デザインは年末まで公開される予定だ。