800名の応募者から選ばれた23名が参加

参加者は自ら工具を使って、タイヤ交換などの整備を実際に体験。プログラムの最後には現役整備士との座談会も実施された。
今回、800名の応募者から選出された23名がプログラムに参加。富士スピードウェイで行われたフェラーリ・チャレンジも見学している。

現在、自動車業界が様々な技術革新によって進化を続けるなか、伝統的なクラフトマンシップと最新のテクノロジ一の双方を体得した人材の重要性が高まっている。これを受けて、フェラーリ・ジャパンは次世代を担う整備士の発掘と育成を目的とした「テック・タレント・プログラム」を富士スピードウェイで開催した。

テック・タレント・プログラムは、フェラーリが全世界で展開している「アプレンティスシップ・プログラム(訓練生制度)」と連動しており、今回はインターンシップの枠を超えて、フェラーリのブランド価値や職業としての魅力を多角的に体験できる、特別な機会が若い世代に提供されることになった。

今回、800名を超える応募者の中から選ばれた23名の参加者は、フェラーリ・チャレンジ・ラウンド4が開催される富士スピードウェイという現場ならではの臨場感のなかで、フェラーリの最新の自動車整備技術に触れ、フェラーリ正規ディーラーの整備士に求められる技術力や姿勢を実践的に学ぶことになった。全国のディーラーで活躍する現役整備士との交流も行われ、一流の技術や細部へのこだわりがブランドの信頼性を支えていることを間近で体験している。

実践的な整備をサーキットで体験

フェラーリ・ジャパンは、自動車整備士を志す若者を対象とした「テック・タレント・プログラム」を、7月12日に富士スピードウェイで開催した。
参加者は自ら工具を使って、タイヤ交換などの整備を実際に体験。プログラムの最後には現役整備士との座談会も実施された。

プログラムはインタラクティブな形式で進行。フェラーリの歴史やブランド哲学の紹介がら始まり、フェラーリ・チャレンジのグリッドウォークやピットツアーでは、実際の整備現場を見学し、高度な技術力とプロフェッショナリズムを体感している。

タイヤ交換など実践的なワークショップも実施され、参加者は自ら工具を使い、技術力や適性を体験。プログラムの締めくくりでは、フェラーリ正規ディーラーの現役整備士との座談会を行い、参加者は積極的に質問をしながら、プロフェッショナルとしての心構えやキャリア形成について具体的なアドバイスを受けている。

今回の参加者は、今後のプログラムや活動を通じてさらに選抜を重ね、将来全国のフェラーリ正規ディーラーで活躍できる整備士候補としての登録を予定。フェラーリ・ジャパンは今後も本プログラムをはじめとするさまざまな活動を通じて、プロフェッショナルを目指す若者の発掘・育成に努めていくという。

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