スズキの船外機事業60周年記念活動の一環

スズキは2011年より世界各地で水辺の清掃活動「クリーンアップ・ザ・ワールド・キャンペーン」を実施しており、これまでに海外95代理店、累計21,000名以上の方々が活動に参加している。本年度の活動は、スズキの船外機事業60周年記念活動の一環として、マリン事業本部の若手有志メンバーが「明日の海を少しでも良くしたい」という思いを込めて企画され、「Ocean of Tomorrow」と命名して実施された。

また、世界清掃活動に加え、プラスチック梱包の削減やマイクロプラスチックの回収活動を柱とした「スズキクリーンオーシャンプロジェクト」を推進している。2020年より開始したプラスチック梱包の削減では、本体および部品梱包の合計で112トン超が生分解性素材へ切り替られえた。さらに、2021年からは100馬力、115馬力、140馬力モデルにマイクロプラスチック回収装置が標準搭載されている。

今回が初の試みとなる世界一斉清掃活動は、各国の代理店や販売店のみならず、地域の教育機関や自治体とも連携して行われた。また、これまでの個別の清掃活動を上回る規模で実施され、34の国と地域から総計約2,800名が参加し、過去最大の活動となった。

「Ocean of Tomorrow: Universal Clean-up Day」ロゴ
中田島砂丘の清掃活動