あまりの音の変化に思わず感涙!?
オーディオシステムこそ最新に拘れ!
数々の車載サウンドシステムを開発してきた“パイオニア”のカーオーディオブランド「カロッツェリア」。カーナビ、オーディオユニット、スピーカーなど多彩な製品群で、多くのユーザーを魅了してきた名門ブランドだ。
そんなカロッツェリアが今、新たにスタートさせたのが『伝説の名車 × カロッツェリア サウンド進化計画』。かつての名スポーツカーに最新のサウンドシステムを組み込み、快適な車内音響環境を構築するという注目企画である。

このプロジェクトのきっかけは、スーパーフォーミュラに参戦するKids com Team KCMGのアンバサダーを務める松田次生選手が「エンジン音に負けない良い音で音楽を聴きたい!」と小林可夢偉選手に相談したこと。そこから、カロッツェリアの「サウンドレストア」企画ははじまった。

第1弾では松田次生選手の180SX(RPS13)に最新ユニットとスピーカーを導入し、音響が劇的に進化。そして今回、第2弾のターゲットとなったのが、Kids com Team KCMGサポートガールを務める楓紗季さんの愛車・フェアレディZロードスター(Z33)だった。
このZ33、じつはレースアンバサダー就任以前の2019年から乗り続けているマイカーだったりする。これまでに車高調やホイール、マフラー、テールレンズの交換、さらには幌の張り替えまで実施済みの愛情がこもった車両だ。

楓さんは最初オートマ限定免許だったが、「マニュアルにも乗れるようになりたい!」と2025年1月に限定解除。平日夜や休日のドライブ、オフ会などを精力的に楽しんでおり、洋楽やユーロビート、最近では映画『F1』の主題歌・エド・シーランの「ドライブ」などを爆音で聴くという。


今回のオーディオカスタムでは、まずメインユニットを旧型のサイバーナビから、最新モデル「AVIC-CZ912Ⅳ-DC」へと交換。ナビ機能と高音質再生を両立し、さらに多彩なイコライザー調整機能も備えている。



ドアスピーカーはセパレート型の「TS-C1740S」に変更。2023年に7年ぶりのモデルチェンジが行われ、振動板の大型化と深型化により、旧モデルの美点はそのままに弱点を克服。音質の進化は誰が聴いても歴然だ。



リヤにはコアキシャルタイプの「TS-C1740」をインストールし、低域の再現性を強化。また、助手席後部の収納スペースにはパワードサブウーファー「TS-WX400DA」を搭載し、厚みのある重低音を追加している。

「これまではオーディオを変えるという発想すらなかったし、スピーカーにグレードがあるなんて知りませんでした」と語る楓さん。しかし、音楽をかけた瞬間に「違いに感動して泣いちゃいました」と、驚きと感動のリアクションを見せた。

「いままでは足元で鳴っていただけの音が、自分に向かって届くようになった感じ。ボーカルの息づかいまで聴こえるし、音量を上げても雑音がなくて没頭できるんです。まさかここまで変わるとは思いませんでした」と、オーディオの奥深さにすっかり魅了されたようだ。
近年、旧車の外装や内装を丁寧にレストアする文化が広まりつつあるが、意外にもオーディオまわりは“手つかず”のケースが少なくない。けれど、ドライブを心から楽しむためには“音”の快適性も決して妥協すべきではない。そんな提案をこのサウンドレストア企画は投げかけている。
最新のオーディオシステムに変えることで、音のひとつひとつがクリアに再生され、音の良し悪しがわかるか自信がない人でも音質の変化を実感できる。さらに、このZ33はサイバーナビの調整能力を最大限活かし、楓さんの「ユーロビートをがんがんに聴きたい」という音の好みに合わせた音響チューニングを施している。その音響チューニングの設定がホームページで公開されているので、興味がある人はぜひチェックを。

チューンド系ユーザーの中には、オーディオカスタムを後回しにしがちな人も多い。しかし、ここまで変化を見せつけられると、無視するのはもったいない。本企画の模様はYouTubeでも公開されているので、ぜひそちらもチェックしてみてほしい。
【関連リンク】
カロッツェリア
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/
サウンド進化計画
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/brand_event/spice/music-visual/sound_restoration/
楓紗季X
https://x.com/_kae_pompom
楓紗季Instagram
https://www.instagram.com/_hz33_kaedegram_/
