走りパワフルなCVTを設定 日常使いに便利な機能も充実

会社をまたいで複数メーカーへの供給(OEM)を行なっている車種はいくつかあるけれど、根本的には今の日本において新車で買える軽トラックは2モデルしかない。ひとつはスズキ・キャリイ、そしてもうひとつがここで紹介するダイハツ・ハイゼットトラックだ。
エクステリア

いずれもエンジンの上に座るパッケージングは同様だし、軽自動車は車体サイズの規定があるので大きさは同じ。それにともなって荷台の大きさや積載性能力も〝ほぼ同じ〞だ。ただ、両者で大きく異なる部分がある。それはトランスミッションとキャビンを大型化したモデルのパッケージだ。
インストルメントパネル

トランスミッションはATやMTに加えてCVTが選べるのがハイゼットトラックのキャリイにはない特徴。加速は変速ショックがないのに加えてパワーやトルクのピークを有効に活用できるのも無段階変速のメリットと実感できる。
居住性

キャビンを後方へ延長して室内を広くしたタイプはハイゼットトラックでは「ジャンボ」と呼ぶ。キャリイの同様モデル「スーパーキャリイ」よりもキャビン延長が短く、そのぶん荷室長を広く確保。「荷物はあまり積まない」と言うのであればスーパーキャリイの方が相性が良いけれど、「キャビンにも荷物置き場が欲しいけれど、荷室もあまり短くしたくない」と言うのであればハイゼットジャンボの方が良いだろう。
うれしい装備


月間販売台数 6487台(24年7月~12月平均値)
現行型発表 14年9月(マイナーチェンジ 21年12月)
WLTCモード燃費 16.5㎞/ℓ※CVT車(MR)

荷室


またハイゼットトラックは、非接触式キーなどの便利機能がキャリイよりも充実しているのも魅力だ。


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