フロントバンパー外側の縁にはフリックのような装飾が施された、フロントスプリッター装備。
標準モデルのM2に、サーキット走行に特化したアップグレードが施される。これは、CS（サーキット専用）仕様には至らないが、本格的な空力性能とパフォーマンス向上を示唆している。
公開されたティザーイメージでは、ティーザー画像では、大型リアウイング、フロントスプリッター、そして軽量なサーキット仕様ホイールが確認できる。
来年発売予定のこの公道走行可能なパッケージには、「純粋なパフォーマンスを実現する」BMW Mパフォーマンスパーツが多数含まれているようだ。詳細は明かさなかったものの、「トラックデイ仕様では大幅にアップグレードされる」と発表されている。
カモフラージュされたプロトタイプのティーザー画像4枚の画像からは、外側の縁にフリックのような装飾が施された、存在感のあるフロントスプリッターがパッケージに含まれることが示唆されている。また、ピレリ「 P Zero Trofeo RS」タイヤを履いた軽量ツートンホイールも確認できる。
さらに注目すべきは、トラックデイ仕様には、スタイリッシュな支柱を備えた大型リアウイングが装備されている点だろう。このモデルには、サーキット走行に特化したサスペンションや、Mコンパウンドブレーキを備えた強力なブレーキシステムなど、他にも多くの改良が施される可能性がありそうだ。
もうすぐスペックなどの詳細が明らかになる見込みだが、M2の価格は68,200ドル（約1千万円）からで、最高出力490ps/353kW/、最大トルク600Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載している。トランスミッションは6速マニュアルまたは8速オートマチックトランスミッションを選択できます。オートマチックトランスミッションでは、0-60mph（0-96km/h）加速は3.9秒、最高速度は177mph（285km/h）に達する。
果たしてトラックデイ・パッケージはどんなパフォーマンスを見せるだろうか。
