現トヨタの流れを汲む大胆なハンマーヘッドデザインが予想される

トヨタ ライズ

初代である現行型ライズは、トヨタの子会社ダイハツ「ロッキー」第2世代のOEM供給モデルとして2019年11月に誕生。「DNGA」(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用した5人乗りSUVとして人気だ。

2021年11月には、一部改良モデルが登場したが、発売から6年が経過しており、大幅なテコ入れがなされる。初導入の3列7人乗りは、すでに2022年に「RAIZE SPACE」(ライズスペース)の車名が特許申請されていることから、この車名が最有力となっている。

改良新型では、現トヨタの流れを汲む大胆なハンマーヘッドデザインが予想される。また両サイドデュフューザーは、フロントの張り出しから繋がるデザインでワイド感が強調されそうだ。

トヨタ ライズ

ライズスペースの側面では、3列シートアレンジに適したウインドデザインを採用、キャラクターラインは伸びのある直線的になり、アンダー部分はリヤの膨らみから繋がるシャープな張り出しラインが予想される。

ライズ、及びライズスペースでは、「DNGA」最新バージョンを採用、ライズスペースのボディサイズは、全長が400mm、全幅が45mm、全高が80mm、そしてホイールベースが300mmとそれぞれストレッチされ、大人7人がゆったり乗ることができるスペースが確保されると予想されている。また2列目シートをスライドすれば、その楽しみ方は無限となるだろう。

パワートレインは、1.0L直列3気筒ターボガソリンエンジン、および「ロッキー」と共有する1.2L直列3気筒+電気モーター「e-SMART HYBRID」システムがラインアップされそうだ。ハイブリッドでは、ボディ拡大ながら26km/L以上の航続距離が期待される。

ライズ、及びライズスペースのワールドプレミアは、早ければ2026年内、遅くとも2027年には行われる可能性が高い。

注目のライズスペースの価格だが、ライズのエントリーモデル「X」が約180万円なので、ライズスペースは200万円を切るところからスタートするかどうかというところだと思われる。