近年、豪州の商用車市場では、車両の稼働維持や運用コストの最適化といったニーズが増している。このようなニーズに対し、現地法人のIALは豪州でリース事業に乗り出し、新会社IFSAを通じて、従来の稼働保証体制に加え、新車販売と一体となったメンテナンスリースにより、車両の稼働をトータルライフサイクルでサポートする。
いすゞは、中期経営計画「ISUZU Transformation – Growth to 2030(IX)」において、新事業への挑戦と合わせて、新車販売やアフターセールスといった既存事業の強化を経営方針として掲げており、豪州を始め海外市場における地域別ニーズに合わせたサービスの展開に取り組んでいる。

【IFSAの概要】
| 社名 | Isuzu Financial Services Australia Pty Ltd. |
|---|---|
| 所在地 | オーストラリア連邦ビクトリア州メルボルン |
| 営業開始 | 2026年10月 |
| 取扱商品 | メンテナンスリース、ファイナンスリース |
| 資本金 | 50百万豪ドル |
| 出資比率 | IAL80%、東京センチュリー20% |
| 代表者 | 杉田 真一 |
| 事業内容 | 豪州国内のいすゞトラックに対するリースサービスの提供 |
【IALの概要】
| 社名 | Isuzu Australia Ltd. |
|---|---|
| 所在地 | オーストラリア連邦ビクトリア州メルボルン |
| 設立 | 1989年1月 |
| 資本金 | 47百万豪ドル |
| 出資比率 | いすゞ100% |
| 代表者 | 進藤 武夫 |
| 事業内容 | 商用車・部品・エンジンの輸入・販売・サービス |
