メルセデス AMG GTトラックスポーツコンセプト ティザーイメージ

現在、メルセデスAMG GTラインナップは、2.0リットル直列4気筒ターボエンジンから、最高出力816ps/600kWを発揮する4.0リットルV8ツインターボプラグインハイブリッドまで、あらゆるモデルを揃えている。
また、サーキット走行に特化した「GT 63 Pro」も選択可能で、エアロダイナミックボディキット、アップグレードエンジン、カーボンセラミックブレーキシステムを備えている。

メルセデス AMG GTトラックスポーツコンセプト ティザーイメージ

しかし今、メルセデスAMGは、新型GTトラックスポーツコンセプトで、さらに過激なモデルを示唆しているようだ。
同社は現時点で詳細を明かしていないが、「妥協を許さないコンセプトカー…絶対的なダイナミックドライビングのピークパフォーマンスを追求し、新たな基準を打ち立て、タイム記録を更新する」と説明、「AMGの狂気の極み」が体現できるようだ。

ティーザー画像も同様に謎めいているが、独特のグリルとアグレッシブなフロントスプリッターを備えているようだ。
また、フロントホイール上部にはパンチング加工のカモフラージュが施されており、フェンダー上部のベントを示唆している。
さらに、ヘッドライト横にはNACAダクトが備えられている。

このコンセプトカーは巨大なリアウイングと軽量ホイールを特徴としており、ホイールにはパフォーマンス重視のミシュランタイヤが装着されているという。

今後数週間で詳細が明らかになる見込みだが、メルセデスは生産計画については隠そうとはしていない。
むしろ、このコンセプトカーは「GTファミリーはまだ完成していない」ことを示唆しているという。
さらに、「V8エンジン搭載のGTシリーズ拡大の可能性を示唆している」とも述べており、市販型への期待が膨らむ。

同社は現在、GT 55からGT 63 S E Performanceまで、V8エンジン搭載の4つのモデルを提供している。
プラグインハイブリッドではないモデルは、最高出力476ps/350kWから611ps/450kWまでの出力を発揮する。

果たしてこの狂気のAMGはどんなスペックになるのか、量産型と共に注目だ。