KN企画が取り扱うKOSO製品でドレスアップしよう。

バイク弄りをDIYで楽しむなら、まずは手軽なドレスアップパーツを装着してみることをオススメする。作業的に難しいことは少なく、必要な工具も多くはないので初心者でも気軽にチャレンジできるからだ。そこで今回はユーチューブで無料動画を配信している「モトチャンプTV」のチャンネル内に上げられている「シグナスグリファスの満足度をアップする細部のドレスアップ!」という回で紹介している内容をダイジェストにまとめてみた。基本的にボルト&ナットやネジ類の入れ替え程度でできるので、ぜひチャレンジしてほしい!

リヤフェンダーを装着する!

シート下のインナーボックスを外すためバッテリーボックスのカバーを外す。

まずリヤフェンダーだけでなくエアクリボックスとクランクケースカバーを純正からKOSO製へ入れ替えるため、シート下のインナーボックスを取り外そう。シートを持ち上げると露出しているボルトが見えるので、すべて外す。写真はバッテリーケースのカバーだ。

バッテリーを外すと下に2本のボルトがあるので外す。

カバーを外すと内部にバッテリーが収まっているので、プラスマイナスいずれのハーネスも取り外す。その後バッテリーを持ち上げると底部に2本のボルトが見えるので、2本とも外す。するとインナーボックスを持ち上げて外すことができる。

インナーボックスを外してエアクリのダクトをスロットルボディ側から外す。

インナーボックスを外すと純正エアクリから伸びるダクトがスロットルボディに接続されているのが見える。このダクトを固定しているスロットルボディ側のバンドを緩めてダクトを外す。

エアクリに繋がっている2本のホースを外す。

純正エアクリの前後から2本のブリーザーホースがエンジン側へ接続されている。クリップを広げて2本ともホースをエンジン側から外しておく。

インナーボックスがない状態でリヤフェンダーを外す。

ここまで済ませたら純正リヤフェンダーを固定しているボルトをすべて外す。リヤフェンダーは樹脂製なので手で曲げる程度でリヤショックなどの障害を避けることができる。フェンダー本体は車体の後ろへズラすイメージで取り外そう。

純正リヤフェンダーからカラーを外してKOSO製へ移植する。

取り外した純正リヤフェンダーの固定部からカラーを2個外しておく。というのも、このカラーはKOSO製リヤフェンダーカーボンルックへ移植して再利用するからだ。純正フェンダーを外した衝撃で紛失しないように注意しよう。移植したら外すのと逆の手順で装着するだけだ。

クランクケースカバーを入れ替える!

クランクケースの樹脂カバーを外す。

続いてKOSO製クランクケースカバーを装着しよう。まず邪魔になる純正エアクリーナーボックスを外しておく。2本のボルトで固定されているだけなので、簡単に外すことができるはずだ。そして純正クランクケースカバーに装着されている樹脂カバーを外す。プラスネジを6本外すが、プラスドライバーは細いものを使用しないとネジ山をナメてしまうので注意しよう。

樹脂カバーを外したら黄色い丸印のボルトを外す。

樹脂カバーを外すとクランクケースが露出する。写真で黄色く丸印をしているボルトを10本すべて外してしまおう。

クランクケースカバーを外してKOSO製を装着する。

ボルトを10本外したらクランクケースカバーを注意しながら取り外す。するとVベルトやプーリーが露出することになる。腕自慢の人なら、この時点で駆動系をチューニングするのもいいだろう。

KOSO製カバーを付ける前に黄色い丸印を緩めて軸受ベアリング調整用カバーを浮かせる。

KOSO製クランクケースカバーを装着する。写真ではカバーの下に赤いガスケットが見えている。まずこのガスケットを間に挟みながらボルトを再利用して装着する。だが、その前に注意点。カバーの後ろ側に写真で黄色く丸印をした4本のボルトが見える。この裏側は軸受ベアリングを受ける調整用のカバーなので、クランクケースカバーを締め込む前に緩めておく。10本のボルトでクランクケースカバーを締め込んでから、4本の調整用カバーを締め込もう。

カバーを取り付けたら軸受ベアリング調整用カバーを締める。

調整用カバーを締め込んだらKOSO製クランクケースカバーの装着は完了だ。続いてKOSO製BIGエアクリーナーBOXタイプ1を装着してみよう。

BIGエアクリーナーBOXタイプ1を装着する!

KOSO製エアクリボックスへ純正ボックスからホースとバンドを移植する。

エアクリーナーボックスの入れ替えは比較的カンタンに行える。まず外した純正エアクリから2本のブリーザーホースを外してKOSO製へ移植する。さらにスロットルボディと接続するダクトへ純正から外したバンドを取り付けてから作業を始める。

外す時と逆の手順で装着する。

移植したバンドで純正スロットルボディとダクトを接続。さらに移植したブリーザーホースをエンジン側に接続したら、外した2本の純正ボルトを再利用してBIGエアクリーナーBOXタイプ1を固定するだけ。後ろ側のブリーザーホースは狭いところを通るため、長めのラジオペンチなどがあると作業しやすいだろう。

ラジエターカバーを装着する!

赤い導入口が印象的なラジエターカバー。

カーボンルックに赤い導入口が印象的なデザインのKOSO製ラジエターカバー。脱着は純正を外してボルトを再利用するだけなので誰にもできるカスタムだ。

脱着には薄いディープソケットが必要になる。

ただし、ボルトが狭い穴の内部を通っているため、脱着するために薄めのロングソケットが必要になる。通常サイズのソケットだと穴に入らないので注意しよう。

エアロクーリングレッグシールドを装着する!

シート下へKOSO製レッグシールドを装着する。

KOSO製エアロクーリングレッグシールドはシート下のカウルを外して入れ替えるだけ。プラスドライバーがあれば作業できるので、ここも初心者向けのカスタムだ。

脱着時にはネジだけでなくツメで固定するので要注意。

ただしプラスネジを外してもカウルはそのまま外せない。内側にあるツメがしっかりはまっているので、ここを緩めてから外す。装着する時もネジを締め込む前にツメをしっかりはめよう。

エアログリル カーボンルックを装着する!

KOSO製エアログリルカーボンルックを装着する。

装着することで精悍な顔付きになるKOSO製エアログリル カーボンルック。ここもプラスドライバーが1本あれば誰でも装着できる部分なので、ぜひチャレンジしてみよう。

脱着にはヘッドライト下のボルト3本で行う。

純正のカバーはヘッドライト下にある3本のプラスネジで固定されている。ここを外してエアログリル カーボンルックと入れ替えるだけだ。

小物類を入れ替えカスタムしよう!

赤いフェンダーボルトセットは純正ボルトと入れ替えるだけ。
KOSO製コンビニフックはヘキサゴンボルト1本で純正と入れ替える。
フロアボードのボルトを赤いアルミフロアボードカラーへ入れ替える。

そのほか、KOSO製のアルミフェンダーボルトセットやコンビニフック、アルミフロアボードカラーなどを純正と入れ替えてドレスアップしている。いずれも純正を外して入れ替えるだけのお手軽カスタムながら、見た目の印象はガラリと変わるので費用対効果は抜群。初心者でも簡単にできるカスタムなので、ぜひDIYでチャレンジしてみよう!