自動車ニュースプレスリリース

メルセデス・ベンツ「ビジョンV」登場。圧倒的没入感を実現するプライベートラウンジ

2025.08.14 14:00

by Motor Fan illustrated編集部

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メルセデス・ベンツが発表した「ビジョンV」は、プライベートラウンジによる最高の快適性に焦点を当てたショーファードリブンモデルだ。このショーカーは上海での世界初公開後、グローバル・グランド・ツアーを開始し、ドバイを最初の目的地として現在アメリカでのデビューを果たしている。ビジョンVは、ロサンゼルスでの滞在後、自動車の芸術を常に称えてきたペブルビーチ・オートモーティブ・ウィーク 2025 へ向かう。

メルセデス・ベンツが発表した「ビジョンV」の新機能として、床下に収納可能な65インチのシネマスクリーンを搭載している。乗客が中に入りドアが閉まると、バーウッドとナッパレザーでデザインされたコンソールから魔法のようにスクリーンが上昇し、プライベートラウンジとコクピットを分離する。これにより、インテリアが没入型の空間に変貌し、コンサートホール、オフィス、またはリラックスのオアシスとして利用することができる。

4K解像度のシネマスクリーンは、Dolby Visionの驚異的なHDR画像技術に加え、42個のラウドスピーカーによりメディア体験はかなり優れている。さらに、ヘッドライナーと床に配置された7つのプロジェクターが視界を拡大。サイドウィンドウが追加の「スクリーン」となり、デジタル360度体験が生み出される。この独自のコクーン効果は、音楽を聴く際に統合されたアンビエント照明によってさらに強化される。照明は音楽のビートに合わせて色を変化させる。65インチのシネマスクリーンはセンターコンソールのタッチパッドで操作可能で床から伸縮させることができる。

プライベートポジションのMPV（グランドリムジン）の未来モデルは、メルセデス・ベンツVLEとメルセデス・ベンツVLSと命名される。VLEは最大8人乗りで、家族向けやレジャーアクティブ顧客向けの柔軟な車両から、エクスクルーシブなVIPシャトルまでをカバーする。一方、VLSは自動車のラグジュアリーに真の偉大さを与える独自のセグメントが定義される。2026年から、VLEは新開発のモジュール式・スケーラブルなバンアーキテクチャをベースにした最初のモデルとなる。このアーキテクチャは、プライベート向けグランドリムジンと商用輸送車両の明確な差別化を可能にし、VLSはメルセデス・ベンツのMPVポートフォリオを最上位セグメントに拡大する。