Apple CarPlayやAndroid Autoをワイヤレスで繋ぐ……だけじゃない

本機はスマホのApple CarPlayやAndroid Autoを、ワイヤレスで繋ぐことを可能とする。ケーブルで接続する場合、クルマに乗り降りする時にはケーブルを抜き差しする儀式が必要だ。時としてスマホを車中に忘れてしまい、クルマまで引き返すということをされた方も多いのではないだろうか。

そんな手間を省いてくれるのが本機だ。
しかしそれだけではないのがこの『エーピーキャスト』だ。スタート画面では、動画配信サイトのアイコンが搭載されている。これらは契約すればすぐに視聴することが可能だ。HDMI端子もあり、動画などを再生することもできる。小さなユニットだが、これだけで車中は映画館に早変わり、というアイテムでもあるのだ。当然ながら、スマホに紐づいて様々なハンズフリー操作を行なうこともできる。

純正状態ではワイヤードでしかできなかった、Apple CarPlayがワイヤレスで現れた。その手軽さはちょっとクセになりそう。プレインストールされる動画アプリなど、使いやすく配置されるホーム画面。単にワイヤレスで繋がるだけでなく、多くの機能が付与されるのが嬉しい。

BMW専用モデルがようやく登場

こちらはBMW専用。この製品はクルマのモニターにApple CarPlayを介して有線接続することで、動画などの再生が可能。また、本機内に動画配信サービス、音楽系配信サービスのアプリがプリインストールされている。またグーグルプレイからアプリをダウンロードすることもできる。

さらに HDMI端子を装備しており、HDMI出力のある地デジチューナーやDVDプレーヤー、TVスティック、ゲーム機器などを接続し使用することができるようになる。加えてSDカードスロットも装備するので、自前の動画や音楽なども楽しむことができる。また、スマホとBluetooth接続して、ハンズフリー通話や音楽再生をすることも可能だ。

KEIYO『APPCAST for BMW HDMI IN AN-S133(価格:4万5800円/税込)』はBMWで動画再生などを実現。対応機種はiDrive6から9、MINI iDrive 6(純正ナビ搭載車)Apple CarPlayタッチパネル搭載機種限定となっている。
HDMI出力を持つTVスティック、スクリーンキャスター、ゲーム機、DVDプレイヤーなどの動画再生などを可能としている。またスマホとはBluetooth接続により通話や音楽再生もできる。

放熱性に配慮したAVアダプター

ワイヤレス接続のApple CarPlayやAndroid Autoに対応した本機は、純正モニターにUSB接続するだけで、ナビ、通話、動画配信、音楽再生などが可能とする。動画アプリがプレインストールされており、車内でも動画などを快適に楽しむことができる。画面表示はナビと映像を同時に表示することもでき、任意の比率で自由に分割が可能だ。

アルミ合金性の本体は、内部にヒートシンクも採用し放熱性を高め安定した動作を維持するもの。またデザイン性にも優れており、商品性を高めている。かつてのモデルUHDからの進化版として、コンパクトになっただけでなく高性能チップを採用するなど、データ処理能力を向上させている。またSIMカードナノ SIMカードにも対応し、データ通信や通話をすることもできる。

JESIMAIK『CarPlay AI BOX UHD lite(価格:2万9900円〜/税込)』は、スマホとのワイヤレス接続でApple CarPlay、Android Autoを展開可能。また動画アプリがプレインストールされており、動画再生を楽しむことができる。

ふたつの画面再生ができ、分割位置を自由に設定可能なので運転席、助手席のニーズに合わせて画面を楽しむことができる。なおテスラとBMWには対応不可となっている。