タフで実用的な魅力を保ちつつ、よりモダンで高級感のある印象に。
日本市場でも人気のピックアップトラック、三菱「トライトン」改良新型の情報が入ってきた。改良新型では、効率性向上のための新しい電動オプションが提供されるかもしない。
世界戦略モデルという位置づけのトライトンは、ほぼ全世界市場で販売されている。日本市場では、2006年から2011年まで輸入販売された後、販売終了となっていたが、2024年、第3世代で日本復活を果たした。
第3世代は2023年に登場しているので、わずか2年で大幅改良が進められているようだ。

提携しているTheottle氏から協力を得た予想CGは、情報を元にヘッドライトライトユニット、フロントバンパー、そしてテールゲートなどを刷新。これらの細かな改良により、大幅改良モデルでは、タフで実用的な魅力を保ちつつ、よりモダンで高級感のある印象を与えている。
最も大きな外観上の変更はフロント部分で、物議を醸していた分割型LEDヘッドライトが、三菱のダイナミックシールドモチーフをモチーフに、アルミアクセントで縁取り、よりクリーンで統一感のあるデザインに変更された。また、セミカバーグリルとスキッドプレートが、刷新された外観を完成させおり、2トーンカラーのフェンダーは、ボディ同色で仕上げられている。
リアセクションでは、LEDテールライトのグラフィックを刷新し、テールゲートのLEDバーで繋がれるようになったことで、よりスポーティーな印象に生まれ変わったほか、テールゲートもダイナミックなラインが新たに採用される。

同社は、デスティネーターのスタイリングキューを、単一のモデルにとどまらず、展開していく構えのようで、復活が濃厚なパジェロも加わると思われるほか、トライトンの3列SUV版であるパジェロスポーツの後継車にも搭載される可能性がある。
そのほか、キャビンテクノロジーのアップグレードや、マイルドハイブリッドからプラグインハイブリッド、そしておそらくは電気自動車(EV)まで、幅広い電動オプションの追加と組み合わせられる可能性が高いと予想される。これらにより、2026年に発売が予定されている次期トヨタ「ハイラックス」などのライバル車に対して競争力を維持することができると見られる。
トライトン改良新型のワールドプレミアは、2026年終わり〜2027年前半と予想されている。




