プレミアムカーに相応しい”スタイル“と”乗り味“を選ぶ
総合チューニングブランドのブリッツにとって、車高調は基軸となるアイテムだ。スポーツ派向けのみならず、ミニバン、SUV(上げ仕様含む)と幅広い車種設定を誇り、かつ乗り心地面も◎。先進の減衰力コントロール機構『DSCプラス』も展開中。レクサス乗りにとっても、同社車高調『ダンパーZZ-R』があるかないか、気になるトコロだろう。
最新作のLBXモリゾウRRを筆頭に、レスサス用のラインアップも充実! LMに対しては、より乗り心地を突き詰めた『ダンパーZZ-R L』を設定しているほど。『ダンパーZZ-R』は、単筒ダンパー、全調整式&減衰力調整機能つきの、いわゆるフルスペック車高調で、先述した車内から減衰調整ができる『DSCプラス』も追加可能。ミニバン、SUV用は乗り心地も良好で、当然車検の心配もない。エントリーユーザーでも無理なく楽しめる車高調なのである。
もちろん、ベース車の個性を伸ばすことも忘れない。LBXモリゾウRR用はGRヤリスに通じる部分もあるだけに、スポーティな味付けも付与。“L”の設定がないのも同じ理由。上質な乗り味はもちろん、“素材”の個性を引き出す巧みなセッティング能力にも、ぜひ注目してもらいたい。

「レクサスの設定はそこまで多いワケではありませんが、足まわりは随時開発しています。GXも導入予定です。コチラもお楽しみに!」
MORIZOU RRの快適性とスポーツ性をレベルアップ
ブリッツのSUV用車高調には“上げ仕様”の設定がある車種もあるが、モリゾウRRは“下げ仕様”のみ。基準車高はフロント‐36mm、リア‐32mm。フェンダーとタイヤのクリアランスも絶妙で、エアロとの相乗効果(ローダウン効果)も大きい!

■車高調整範囲(mm):F-60〜-0/R-55〜-5
■バネレート(kgf/mm):F5.5/R6.5
■スプリング自由帳(mm):190/240
▪ホイール:エンケイ・レーシングレボリューションRS05RR(20×9.5J+35)
▪タイヤ:ダンロップ・スポーツマックスRS(265/35)グ自由帳(mm):190/240



■価格:35万2000円〜36万3000円
■対応:2WD/AWD(MORIZO RR)
■主な仕様:全長調整式、 減衰力調整32段、単筒式
※ダンパーZZ-Rは25万3000円〜26万4000円。


『LM』には専用開発の“L”でワンランク上の乗り心地を追求
標準の『ダンパーZZ-R』と比べても“樽型”が大きくなるなど、専用スプリングを新規に開発! ストローク量も十分に確保するなど、乗り心地に徹底的にこだわった『ダンパーZZ-R L』。“L”に相応しいラグジュアリーな走りの質感を披露する。




DAMPER ZZ-R L SpecDSC PLUS
■価格:42万9000円
■対応:全車
※ダンパーZZ-R Lは30万8000円。

高性能なSpec DSC PLUSはレクサス各車にも充実の対応
レクサス車用『ダンパーZZ-R』は、当然スポーツカーの設定もあるが、上記以外のミニバン、SUV用も揃う。ベース車の個性からSUVでも“下げ”方向での設定が基本となるが、今後開発されるGX用は“上げ”仕様も用意されるか? その辺りも楽しみに待ちたい!



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STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年8月号 No.356より



