新型 ボルボ史上最速の加速力と、アウトドアテイスト漂う佇まいが魅力。EX30の大本命「クロスカントリー」新登場!【写真・29枚目】 ボルボスタジオ東京の展示物より。一番左の小瓶に入っているのが亜麻のせんいで。 フロントマスクはマットブラック仕上げに。バンパー下部には、「ヴェイパーグレー」と呼ばれるカラーのインサートが装着されている。 フロントマスクとテールゲートがブラック仕上げとなったほか、ホイールアーチにエクステンションが追加されるなど、タフさを増した印象のEX30クロスカントリー。 全長4235mm×全幅1850mm×全高 1565mm、前後にモーターを搭載した四輪駆動で、一充電あたりの航続距離は500km。 最低地上高はEX30よりも20mm高い195mmを実現している。 クロスカントリーは19インチアルミホイールを標準装備。タイヤは「ウルトラ シングルモーター エクステンデッドレンジ」が245/45R19サイズなのに対して、クロスカントリーはよりハイトの高い235/50R19サイズを履くのも特徴だ。 フロントマスクはマットブラック仕上げで、標準のEX30と大きく印象が異なる。 表面には、スウェーデンの北極圏にあるケブネカイセ山の地形図をモチーフとしたアートワークがあしらわれる。 ホイールアーチエクステンション(フロント) ホイールアーチエクステンション(リヤ) リヤゲート中央部もマットブラック仕上げに。 専用エンブレム リヤピラーにはクロスカントリーのロゴが刻まれる。 フロントバンパー下にはインサートを装着。 整然とした印象のインパネはEX30と共通のデザイン。12.3インチのセンターディスプレイを搭載し、インフォテインメントシステムにはGoogleを採用する。レスポンスが良く、音声操作も実用的だ。 回生ブレーキが「強」の状態。アクセルオフで最大0.3G程度の減速度を発生する。 回生ブレーキが「弱」の状態。アクセルオフすると、最大0.1G程度の減速度を発生する。 回生ブレーキがオフの状態。アクセルペダルを離しても回生ブレーキが掛からず、惰性で走行してバッテリー消費を節約する。 フロントシート。座面形状が変わり、座り心地が改善された。 リヤシート バイオ素材「ノルディコ」とウール混毛のファブリックを組み合わせたシート表皮はおしゃれな雰囲気だけでなく、手触りも心地良い。 2段階に引き出せる。 センターアームレストには格納式のドリンクホルダーを装備。 センターアームレスト部にパワーウインドウの操作スイッチを集約。「REAR」のボタンを押すと、後席の操作に切り替わる。 センターのフロア部にはハンドバッグも置きやすいトレーになっている。 蓋を開けると、小物の収納スペースになっている。 グローブボックスを備えない代わりに、インパネセンターに大型のボックスを備える。 クロスカントリーのデコレーションパネルは亜麻の繊維を用いた「フラックス」を採用。亜麻は一年草で成長が早く、栽培中にCO2を吸収する再生可能な繊維。こうした環境に対する意識の高さもボルボ車の魅力である。 エアコン吹き出し口も凝ったデザイン。こうした細部のこだわりが所有欲をくすぐる。 クロスカントリーは大型ガラスルーフを標準装備する。 ラゲッジルームの容量は318L。 トノボードを取り外した状態。 後席の背もたれを折り畳むと、簡単にスペースを拡大できる。 荷室床下にも61Lの収納スペースを用意。 前席シートバックにはポケットを用意。スマホが収まるスリットが備わるのが便利。 小物入れは取り外すことも可能。動物の模様があしらわれているのが心憎い。 センターコンソール下のスペースは小物入れとなっていて、後席からも利用できる。 後席背もたれは肩口のレバーを操作して倒すことができる。 リヤバンパー下に「CROSS COUNTRY」のロゴ入り。V70XCの時代から同じ書体を継承しているそうだ。 2箇所に分かれるテールランプの配置も個性的だ。 このような光り方をする。 ライト&ウインカーの点灯状態。 トールハンマー形状のヘッドランプはボルボに共通するデザイン。 フロントフード下にはトランク(通称フランク)が備わる。 試乗車には普通充電用のケーブルが収まっていた。 「VOLVO」のロゴも同時に点灯するなど、ディテールも凝っている。 バッテリー容量は69kWh、交流電力量消費率は161Wh/km。 アンビエントライトは5つのテーマカラーが用意されており、好みに応じて選択が可能だ。 サスペンション形式に変更はない。フロント(写真左)はストラット式、リヤ(写真右)はマルチリンク式。 2023年8月に日本でお披露目され、翌2月からデリバリーが開始されたボルボEX30。 全長4235mm×全幅1835mm×全高 1550mm。リヤにモーターを搭載した後輪駆動で、一充電あたりの航続距離は560km。 EX30クロスカントリーの純正アクセサリー装着車。 この画像の記事を読む