車高を上げた状態でも走行が可能!

フロントのみ/前後セットの2種類を設定

車高調でローダウンした車両にとって避けて通れないのが、駐車場の出入り口や踏切などの段差対策。車高調と組み合わせて使うエアカップ式リフターは、手軽に車高を上げられる一方で、「上げたまま走れない」「故障しやすい」「消耗品と割り切る必要がある」といった弱点もある。

そんな課題をクリアした新たな選択肢として注目したいのが、KW(ケーダブリュー)の油圧式リフター「HLS(ハイドロリック リフト システム)」だ。

このシステムは、名前の通り“油圧”を用いた車高調整機構。スプリングの下側に取り付けられた油圧シリンダーが伸縮することで、車高を上下させる。オイルは液体であるため、圧力をかけてもショックの減衰力には影響を与えないのが特徴だ。さらに、シリンダーは直線的に作動する構造なので、車高を上げた状態でも短時間の走行が可能(最高時速80km/hまで)というメリットもある。

あくまでも段差をクリアするための機構ではあるが、高い信頼性は油圧システムならではといえる。まさにR35GT-Rのような重量級スーパースポーツにはベストな選択肢といえるアイテムだ。

KWでは、自社製のプレミアム車高調「V3(73万3700円)」をベースに、フロントのみリフターを備えた「HLS2(111万4300円)」、前後4輪に組み込んだ「HLS4(131万7800円)」をラインナップ。付属のスイッチ操作ひとつで、最大45mmの車高アップが瞬時に可能となっている。走行性能と日常での使い勝手、そのどちらも妥協したくないR35オーナーにとって、有力な選択肢になりそうだ。

●問い合わせ:KWオートモーティブジャパン TEL:075-771-7351

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