わずか5kgの差が、アルトの走りを変える。
高剛性・軽量ルーフを導入してみないか?
車体上部の軽量化は、クルマの動きに大きく影響する。特に重心が高めなアルトワークスにおいて、ルーフの軽量化は劇的な変化をもたらす。
今回紹介するのは、ラインナップレーシングが開発したHA36アルト用インフュージョンカーボン製ルーフパネル。純正のルーフパネルが約8kgあるのに対し、本製品は約3kgと、およそ5kgもの軽量化を実現している。

この重量減によって、重心が下がり、車のロールが減少。よりシャープで安定したハンドリングが期待できる。加えて車重そのものも軽くなるため、加速力や制動力向上にも寄与してくれる。
製法には、真空引きで樹脂を抜きながらカーボンを成形するインフュージョン製法を採用。これはドライカーボンに近い性能を持ち、通常のウエットカーボンよりも軽量かつ高剛性なのが特徴だ。さらにルーフという強度が求められる部位であることから、アラミド繊維(ケブラー)とのハイブリッド構造を採用し、剛性面でも抜かりない。

アラミド繊維の影響で明るいイエロー系の色合いとなっているインテリア側。なお取り付けは純正ルーフパネルのスポット溶接を剥がし、パネルボンドで接着。フロントガラスの脱着が必要となるため、プロショップでの施工が推奨される。簡単ポン付けアイテムとはいかないものの、高い効果を発揮してくれること間違い無し。価格は19万8000円だ。
●取材協力:ラインナップ(松山商会) 兵庫県姫路市花田町小川574-1 TEL:079-260-7077
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