ラム1500にHEMI V8エンジンが復活

HEMI V8エンジンが再び搭載されることとなった、2026年モデル初のラム1500トラックが米国ミシガン州スターリングハイツ組立工場(SHAP)から出荷され、米国全土の販売店へ向かっている。6月に伝説のHEMIエンジンがラム1500に復活するとアナウンスがあった際には、わずか1日で1万台の注文が殺到したという。SHAPの生産チームは顧客に負けないほどに熱気に包まれているとSHAP工場長は語っている。

2026年式HEMI搭載ラム1500には、ラムデザインチームが手掛けた新たな「抗議の象徴」バッジがフェンダーに装着される。このバッジは、HEMI V8エンジンブロックの力で前進するラムの頭部をモチーフにデザインされている。

同エンジンは2026年モデルイヤーのラム1500「トレードスマン」「ビッグホーン」「エクスプレス」「ウォーロック」「ララミー」「レベル(後日発売)」「リミテッド」「ロングホーン」に搭載され、今後18ヶ月間にわたるブランドの積極的な製品展開計画の一環となる。

直6ターボエンジン用のエキゾーストオプションをラインナップ

ラムブランドは、540馬力のハリケーン・ハイアウトプット直列6気筒ターボエンジン用に設計された2つの新しいマグナフローエキゾーストオプションを発表した。専門的にチューニングされた、SPEQシリーズキャットバック、またはカスタマイズ可能なxMODシリーズキャットバックがオプションとして用意され、感動的なサウンド、増大した流量、そして究極のパフォーマンスを提供する。

ラム1500 RHO向けマグナフロー排気システムは、ダイレクトコネクション提携アクセサリープログラムを通じて提供される初のラム製品であり、高性能排気技術のリーダーであるマグナフローとの共同開発により実現された。

SPEQシリーズとxMODシリーズの排気システムは、いずれも3インチ径のマンデル曲げ加工ステンレス鋼製、MagnaFlowのパッシブノイズキャンセリング技術「No Drone Technology(NDT)」、そしてアグレッシブな5インチ径ブラッククロームチップを備えたデュアルエキゾーストデザインを共有している。

価格はSPEQシリーズが2089ドル(約30万7000円)、xMODシリーズが3099ドル(約45万5000円)から。