盛り上がっていた注目車両はランドクルーザー250

夏が本格化する7月中旬、この時期の定番イベントとして定着している『群馬パーツショー』。主催の群馬トヨタは1991年に『RV-Park』を立ち上げ、周年イベントを開催していたのだが、ソレが前身の『RVパーツショー』へ発展。だから四駆色、SUV色が今でも強く残っているのだが、スポーツ系を取り込むべく『群馬パーツショー』へ進化! 今では四駆系メーカーだけでなく、HKS、ブリッツ、トラスト等々、チューニングでもお馴染みのブランドが参加する、総合カスタマイズイベントとなっている。

とはいえ、やはり四駆、SUVの勢いが強いのが当イベントの特徴。近年本誌も力を入れているジャンルではあるが、会場は常に多くの来場者でにぎわっていて、このジャンルがいかに注目されているかを再認識。熱視線を集めるランクル250の展示も多く、気になっていた人も多いのではないか? 実際足まわり系の新製品を発表しているメーカーもあり、今後さらに250熱が高まっていくと思われる!

土曜日は『ザッカーミーティング』(86/BRZが対象)、日曜日には『レッツゴー4WDフェス』(四駆・SUVが対象)も併催され、多数のオーナーカーが集結。クルマ好きが熱くなれる3日間だったのは間違いない!

【JAOS】完成したばかりの250用車高調を先行予約

250用の車高調が完成、先行予約を行っていた。路面からの振動周波数に応じて自動で減衰力を調整するハーモフレック機能を持ち、フロント車高調、減衰力調整ダイヤル付きと、装備充実! ココまでの内容ながら、価格的にも頑張っているのだから注目度大!

【ELFORD /KADDIS】上質感あふれる“黒仕様”マフラーに注目

ELFORD /KADDIS

【FLEX DREAM】アウトドアをもっと楽しめるARB製品を推す

取り扱いブランド、ARBの製品を中心にアウトドアを連想させる展示をしていたフレックスドリーム。気になったのはランクル300。フェンダー部もガッチリ守るガードはもちろん、荷室の引き出し=ドロワーに注目! 空間を便利に、有効に使いきるのに、コレは必須!!

【LIMITED CHITOSE 】多くの人のニーズを満たすアップサス!

250用の約1インチのアップサスを展示していたリミテッドチトセ。入門者でも無理なく挑戦できるリフトアップだけに、気になる人も多いハズ! ラダーフレーム社扱いで展示されていた豪州生まれの車高調ドビンソンにも注目! 足元での存在感も◎、別タン式もラインアップ。

【GMG】ナローの250=GX向けフェンダーを開発

250の中でも、GXの可能性を広げる車検対応オーバーフェンダーを開発。いわゆるナローだけに、社外ホイールの選択肢に苦慮していたオーナーもいるはずだが、コレがあればその問題も解決。純正フェンダーをシボ消し+艶ありブラック塗装で仕上げたデモカー(カーキ車)も展示。

【ROSSO MODELLO】クラウンスポーツ用マフラーが大人気!

今ロッソモデロが力を入れているのがクラウンスポーツ。片側で見ると異径テールとなるユニークな2×2本出しのマフラーをデモカーに装着していた。左右出し、オーバルタイプも開発中とのこと。来年のオートサロンに向けて、さらに仕上げていく計画もあるそうで……。

【ランクルBASE】メーカー発ランクル専門店の最新提案

トヨタが関わるランクル専門のショップ、ランクルベース。車両整備、修理はもちろん、カスタマイズまで対応。さらにGRのヘリテージパーツも扱っているので、旧いランクルも純正パーツで修理できるというワケだ。70用のツートーングリルも開発。顔つきを自分仕様に変更できるゾ!

【GREEN WOOD’S MOTOROS】 軽トラの可能性を高めるアイテム&架装

トラキャンのGWM、“アルミの鍛冶屋”AFC、お洒落な“幌テント”で有名なカーボが共同で展示。カーボのデモカーはなかったが、AFCは“背抜き”したハイゼットジャンボを持ち込み、GWMは荷箱の背が伸びる仕様を提案。ともにキャンピング仕様として可能性MAX。

【RAYS】最新のフィニッシュA.S.T.から目が離せない

その時代のトレンドとも対峙するという意味合いを持つブランド、ベルサスからの新作『ヴォウジェSE』をプッシュ! ミニバン、SUVにもマッチし21インチも用意。さらに独特のクリア感、質感を持つフィニッシュ、A.S.T.(アドバンスド・サーフェス・テクノロジー)にも注目。TE37GCから始まるが、今後設定が増えていく!?

ワイルドなSUVやアクティブなホイールなど注目作を一気みせ!

オフ系だけが正解じゃない!? ランクル300&LXのカスタムはアルパインスタイルにお任せ!

・ランドクルーザーをカスタムするならどんなスタイルが似合う? ・ランクルやレクサスにはセキュリティシステムが必須! ・ドラレコ一体のデジタルミラーは純正のような装着感も魅力

ランドクルーザーの「70」と「250」、ディーゼル同士で乗り比べたらどちらを選ぶべきかわかった!

大人気のランドクルーザーだが、ヘビーデューティ系の「70」と最新スペックの「250」のどちらを購入するかで迷っているランクル予備軍もいるかもしれない。「もしもディーゼルを買うなら、『70』の方がオススメ」というのが両者を乗り比べての結論だが、その理由とは!?

RAV4 5D ADVENTURE 2022

究極のヘビーデューティRAV4現る! 山岳救助に特化したプロフェッショナル仕様

7月に開催された「GPS(群馬パーツショー)2022」において、四駆ファンから熱い視線を集めていたのが、豊田自動織機の手によるコンセプトカー「RAV4"5D ADVENTURE 2022"」だ。山岳救助を目的としたタフな仕様は、まさに究極のヘビーデューティRAV4と呼ぶにふさわしい。 TEXT &PHOTO●山崎友貴(YAMAZAKI Tomotaka)

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年9月号 No.357 より