スカイラインを彷彿とさせる丸型四灯テールライトで登場か!?

初代にしてインフィニティ唯一のミドルサイズセダン、Q50は2013年にデビューし、1990年から生産されていたGシリーズの後継車となった。このモデルは2024年まで生産され、その後は後継モデルなしにラインナップから姿を消していた。後継セダンは電気自動車に置き換えられると予想されていたが、電気自動車の需要減少により、この計画は凍結。そして今、新型Q50の計画が明らかになり、ガソリン車として登場する見込みとなっている。

新型Q50の外観に関する情報は今のところほとんどないが、迫力のある外観になること、スカイラインを彷彿とさせる丸型四灯テールライトになること、ということだけがわかっている。フロント部分は、メルセデスAMGばりの大型のラジエーターグリルと、その上部にスリムなヘッドライトにつながるドット状のLEDデイタイムランニングライトを備えた、同社の新しいスタイルで作られると予想される。
ラジエーターグリルは、QX65モノグラフコンセプトに似ているが、SUVではなく、セダンに採用されると迫力が増しており、これまでの比較的おとなしいインフィニティセダンとは一線を画すデザインになりそうだ。
新型Q50は伝統的な後輪駆動レイアウトを維持するが、おそらく四輪駆動バージョンも用意されるだろう。エンジンには、現行の日産Z「R34型」に搭載されている2基のターボチャージャーを備えた、3.0L V6 VR30DDTTシリーズが搭載されると予想される。最高出力は約450PSに強化されそうだ。7速オートマチックトランスミッションが組み合わされるほか、現代にふさわしいマニュアルトランスミッションがオプションで用意される予定となっている。
新型Q50セダンのワールドプレミアは、2027年頃と予想されている。






