トヨタが中国市場向けに販売しているカローラの改良新型の画像が、中国工業情報部(MIIT:中国の中央政府機関)から流出した。

新型モデルは、プリウスやRAV4を彷彿とさせる全く新しいフロントデザインが特徴となっている。

トヨタは現在、ラインアップ全体を刷新しており、このデザイン変更は最終的にカローラにも及ぶ可能性が高いようだ。実際、中国工業情報部からリークした新型カローラの画像では、プリウス、CH-R、RAV4などの最新モデルに統一されたデザインであることが明らかになった。
新型カローラの変更点は一目瞭然だ。C字型のLEDライトが細いライトバーで繋がれた新しいフロントマスクを採用している。また、より流線型でスッキリとしたデザインのバンパーや、より小型のエアインテークも特徴的で、ヘッドライトは下部に配置されているようだ。
サイドビューは従来モデルとほぼ同じだが、ホイールのデザインは変更される可能性がある。リヤセクションでは、ハイブリッドモデルは青色のトヨタロゴが廃止され、テールランプ周りのトリムがダークカラーに変更されている。
パワートレインは、ガソリンエンジンとハイブリッドの2種類が用意される。ハイブリッドモデルは、最高出力98ps/72 kW を発揮する1.8L エンジンと、リチウムイオンバッテリーを搭載したハイブリッドシステムを採用。最高速度は160km/h、燃費は4.13L/100kmと公表されている。
ガソリンエンジンモデルは、最高出力171ps/126 kW を発揮する2.0L エンジンを搭載。最高速度は180km/hに達するが、燃費は当然ながらハイブリッドモデルより劣るだろう。
新型カローラは近々中国で正式に発売される予定だが、北米やその他の地域で販売されるかどうかは不明で、現時点では、この新型モデルは中国市場限定となっている。





