米国日産は、2026年モデルの新型Zを今月末に販売開始予定だが、新たに『ヘリテージエディション』が追加される予定だ。

日産 Z 2026 ヘリテージエディション

新型ヘリテージエディションは、ブロンズのアクセントとミッドナイトパープルのボディカラーが特徴として、多くの注目を集めること間違いなしとなりそうだ。

日産 Z 2026 ヘリテージエディション

2021年の発売以来、7代目日産Zは多くのファンをノスタルジーに浸らせてきた。そして今、日産は2026年モデルのZヘリテージエディションで、1990年代へのノスタルジーをさらに高めることに成功したと言えるだろう。

ヘリテージエディション2026は、Zパフォーマンスグレードをベースに、300ZXとGT-Rのデザイン要素を取り入れている。特にGT-Rの影響は強く、美しいミッドナイトパープルのボディカラーがその特徴となっている。

さらに、19インチのブロンズ仕上げのレイズ製ホイールが装着されており、ブロンズのアクセントは、“ツインターボ”のサイドデカールにも採用されている。また、リヤウィンドウにはカーボンファイバー製リヤスポイラーとヘリテージエディションのエンブレムが配置されている。

インテリアは、基本的には従来モデルを踏襲しているが、キックプレートとフロアマットは専用デザインとなっている。パフォーマンスグレードをベースとしているため、レザーとスエードのシート、デジタルメーターパネル、9インチのインフォテイメントシステム(GPSナビゲーション機能付き)などが標準装備されている。その他、Bose製オーディオシステム、HomeLink、アルミ製ペダルなども装備されている。

パワートレインは、最高出力406ps/298 kWと最大トルク474 Nm発揮する3.0L V6ツインターボエンジンを搭載し、6速マニュアルまたは9速オートマチック(オプション)が選択可能だ。

ヘリテージエディションのパッケージ価格は2940ドル(約44万円)だが、車両本体価格は5万5910ドル(約824万円)となっている。

日産は2024年にも、フェアレディZ(RZ34)生誕55周年を記念するオレンジカラーのヘリテージエディションを発表、日本にも輸入して欲しいとの声が多数あったが、今回の2026年型も大いに話題となりそうだ。