カスタム 車高を上げる、リフトアップで世界観が変わる! 運転席からの見晴らしも全然違った 【ランクルプラド・カスタム計画③】【写真・4枚目】 実際に車高をアゲるパーツを付けるだけでなく、錯覚を利用してアガった感を強化する手法もアリ。例えばフェンダーのブラックアウト。タイヤと同化し、クリアランスが広く見える。 2inch UP LIFT UP SPRING 初心者だからまずは様子見、という人にはリフトアップスプリングのみでのアゲがオススメ。純正ショックを使用するから乗り味も確保しやすく、コストも抑えられるのがポイントだ。 4inch UP BODY LIFT サスペンションとボディとの間にブロックやスペーサーを挟み込み、ボディ自体を持ち上げる手法がコレ。スプリングのみよりもアゲ幅が大きく、よりインパクトのある姿を実現可。 6inch UP LIFT UP SPRING + BODY LIFT さらにもっとアグレッシブに、という人にはリフトアップスプリングとボディリフトの合わせ技が狙い目。上のデモカーはこの手法で、なんと6インチの大胆アゲ。迫力バツグンだ。 プラドのフロントはダブルウィッシュボーン式。ロアアームとアッパーアームが上下に備わるため剛性が高く、操縦時の安定性に優れるのがメリット。リアの足まわりはトレーリングリンク式。どちらもアゲは問題なし。 手軽さは随一だがその分、リフトアップ量は1.5~2インチ程度とそれほど大きくないので悪しからず。アゲると足まわりが見えやすくなるので、スプリングカラーも重要。 リフトアップスペーサーもビギナーには推奨。コストも比較的抑えられるし、足まわりが純正のままだからリフトアップ後の運転も安心だ。 リフトアップ車高調は基本、その車種に合わせた味付けが採用されるため、乗り心地も含めて機能的な車高アップを果たせるのが魅力。コストはかかるが信頼性は上位だ。 大きなリフトアップを実践すると、キャンバー角が変化したりプロペラシャフトの角度がズレたり、さまざまな変化が車両には起こる。それを補正する部品も含むから安心。 車高をアゲるとその分、ショックがずっと伸びた状態に。それを解消するためのパーツが、ショック延長ブラケット。ショックに組むことでショックの長さを補正可。 プラドをリフトアップした際に角度が変わってしまうラテラルロッドの位置を補正し、ショックへの接触を防ぎつつ、乗り心地も向上させるラテラル延長ブラケットも必須だ。 リフトアップ時にフロントのデフ位置を下げ、ドライブシャフトの角度を補正することでシャフトブーツの破損を防ぐデフダウンブロック。負担の軽減には不可欠だ。 リフトアップすると車体が高くなるため、カーブでのロールが大きくなったり、直進性能が低下することも。それらを防ぐためにも各部の補正は必要だ。また車検に通るのは、車検証の記載から4㎝以内で、バックランプ高が1.2m以下。超える場合は構造変更の申請が必要になる。 この画像の記事を読む