動力性能に優れたディーゼル 舗装路での走行安定性も抜群
〝250〞は〝プラド〞の後継モデルだが、従来のプラドは「200(300の前身)とサイズ違いの高級志向」だったのに対し、250は質実剛健としてランドクルーザーの原点回帰を狙ったキャラ変を実施。名前が変わった背景もそこにある。
エクステリア

シンプルで道具感を主張する250の内外装のデザインも、そんな狙いを考えれば納得だ。質実剛健のキャラクターをよく表している。見せびらかすかのように磨き上げるよりも、ちょっとキズ付いたくらいが似合いそうなギア感がタフな印象。こういうのをサラッとカジュアルに乗るSUVライフも楽しそうだ。
インストルメントパネル

中身もプラド時代に比べて大きく変わった部分がある。骨格となるラダーフレームだ。プラド時代は200よりひとまわり小さなタイプを使っていたが、250は300と同じフレームを採用。それを受けて車体サイズも大型化した。プラドでは単純に〝上下〞だったワゴン系(300や200)との関係が、250では〝方向性の違い〞に変わったと捉えるとわかりやすいだろう。
居住性



一方で300との違いはエンジン。6気筒を積む300に対して250は全車とも4気筒でひとまわり小さい。また走りの味付けも極悪路に対応する300に比べると若干ではあるが舗装路寄り。舗装路での走行安定性は250の方が優れている。
うれしい装備



月間販売台数 6350台 (24年9月~25年2月平均値)
現行型発表 24年4月
WLTCモード燃費 11.0㎞/ℓ ※2.8ℓディーゼル車

ラゲッジルーム


ガソリンとディーゼルが選べるエンジンは、価格の安さでは前者だが、オススメは燃費でも動力性能でも勝る後者だ。余談だが、追ってハイブリッドも国内投入されるという。


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