新型デリカミニは1ヶ月で4000台受注＆300万円に迫る「DELIMARU Package」が7割！気になる納期は……？
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新型デリカミニは軽自動車の概念を破壊するクルマ
新型デリカミニはその発表・先行予約開始の際に価格設定が話題を呼んだ。昨今の物価高の影響もあるが、軽自動車としては高価格帯になるスーパーハイトワゴン市場の中でも割高な設定で、最上位グレードの「Premium DELIMARU Package」は200万円台後半で300万円に迫る価格となっている。
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https://motor-fan.jp/article/1288379/にもかかわらず先行予約は1ヶ月で4000台を受注しており、その7割が「Premium DELIMARU Package」だと言う。先行予約では上級グレードに受注が集まる傾向があるというが、価格を考えれば驚きの数字だ。
そのことについて中村副社長は、新型デリカミニの価格設定の絶対値的な高さは認めつつも、遮音フィルムを貼ったアウトランダーと同レベルのフロントウインドウがもたらす静粛性や、カヤバ製プロスムースショックアブソーバーを採用した足まわりによる優れた乗り心地、モードダイヤルを備えた”三菱の4WD”に恥じない走破性などを挙げ、「軽自動車の概念を破壊するクルマ」「クルマはデリカミニかそれ以外か」「極論すれば、アウトランダーからでも乗り換えられる」とその出来映えに自信を覗かせた。
また、デリカミニは従来モデルの残価率も高く、スーパーマイカープランやウルトラマイカープランで購入すると月々の支払額は変わらないか、場合によっては安くなることもあるという。
水川あさみ×デリ丸。×キャンディーズのCMはもう見た？
デリカミニは従来モデルのデビュー時に登場したマスコットキャラクター「デリ丸。」が人気を集め、期待のニューモデルに華を添えた。さらに、イメージキャラクターに水川あさみさんを起用、キャンディーズの『年下の男の子』をアレンジした楽曲を組み合わせたCMも話題となった。
従来の三菱車は”タフな男のクルマ”というイメージ強かった。しかも、三菱車のラインナップであるアウトランダー、デリカD:5、トライトンはそのイメージを見事に体現している上に、価格的にも高めでユーザー層は年配の男性がメインとなっている。
それだけに、新型デリカミニは三菱車の入り口として新たなユーザーを獲得する重要な役割を担っている。特に30代〜40代の子育て世代や20代〜30代の若者や女性をターゲットとしていることから、水川あさみさんやデリ丸。の存在は大きいと言えるだろう。
余談ではあるが「超新型デリカミニ」の文字に懐かしさを感じないだろうか？実はこの文字、かつて三菱自動車販売店の車名看板などに使われていた文字をモデルにしてデザインされているという。これも、新型デリカミニがターゲットとする若者世代でブームの昭和レトロ感の演出だそうだ。
10月29日の発売開始までに1万3000台受注を目指す
新型デリカミニは8月22日の発表と先行予約開始から約1ヶ月弱で4000台を受注しているという。今回、価格と発売日を発表したことにより、中村副社長は10月29日の発売日までに1万3000台という受注目標を掲げた。
10月29日は『ジャパンモビリティショー2025』の開始日にあたり、『ジャパンモビリティショー2025』で新型デリカミニが展示されることは想像に難くない。すでに本社ショールームを始め、実車は一般ユーザーの目にも触れているが、より多くのユーザーが間近に見て実際に触れることになるだろう。
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https://www.japan-mobility-show.com発売日までに目標とする1万3000台を受注した際に、気になるのは納期だ。昨今は人気モデルが1年以上のバックオーダーになったり、場合によっては受注停止になるというケースもある。実際、従来モデルのデリカミニがデビューした際も、想定以上に人気を集めて納車まで時間がかかっている。
三菱もそのことは想定しており、中村副社長は具体的な期間は明言しなかったものの「注文いただいたお客様をお待たせすることのないよう、生産工場の水島製作所の生産体制を整えている」と語った。とはいえ、新型デリカミニは同じく新型eKスペース、新型日産ルークスと共に生産されており、それぞれの生産割り当て台数は決まっている。
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https://motor-fan.jp/article/1289063/もし、新型デリカミニが今回も三菱の想定以上の人気となったら、納期が長くなることも考えられる。まして、正式発売後、『ジャパンモビリティショー2025』展示後ともなればその可能性はより高くなるだろう。そう考えると、早めに予約して特典のデリ丸。ぬいぐるみもゲットしてしまうのが吉かもしれない。
