業界人コラム 新型ミサイル・システム「ネメシス」、「タイフォン」が日米大規模合同演習に参加【写真・5枚目】 海兵隊の対艦ミサイル・システム「NMESIS」。「Navy-Marine Expeditionary Ship Interdiction System」の略で「ネメシス」と読む。ネメシス(Nemesis)はギリシア神話の女神の名前であり、それにちなんだ命名だ(写真/筆者) ミサイルやロケットの搭載を前提としてJLTVを無人化した「ROGUE-Fires」に、NSM用ランチャーを搭載したNMESIS。自走式の地対艦ミサイル・システムとしては、他に例を見ないほど小型な車両である(写真/筆者) 遠隔操作のほか、有線操作モードがあり基地内などで使用する。操作はゲーム機のようなコントローラーで行なう(写真/アメリカ海兵隊) 岩国基地に展開した陸軍の中距離ミサイル・システム「タイフォン」。「Typhon」はギリシア神話の怪物のこと(日本では「テュポン」や「テュポーン」と呼ばれる)。ランチャーは、艦艇に搭載されているMk41垂直発射装置の改良型であるMk70(写真/アメリカ陸軍) タリズマン・セイバー演習でSM-6ミサイルを発射するタイフォン(写真/アメリカ陸軍) 1980年代に配備されていた地上発射式トマホークであるBGM-109G。しかし、射程500~5500kmの地上発射式ミサイル(核弾頭・通常弾頭とわず)の全廃を約した中距離核戦略全廃条約に基づき廃止され、以降のアメリカ陸軍は500km以下の短距離ミサイルのみを(写真/米国立公文書館) この画像の記事を読む