前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2025年9月15日〜21日に発表されたニュースを紹介する。
日本を代表するカスタムファクトリーをコラボ

ロイヤルエンフィールドが、日本を代表するカスタムファクトリー「CUSTOM WORKS ZON」とコラボレーションし、CLASSIC 650をベースにした新作カスタムバイクを発表する。発表の場は、2025年12月7日(日)にパシフィコ横浜で開催される「第33回ヨコハマ ホット ロッド カスタムショー2025」。このイベントはカスタムカーおよびカスタムバイクの大規模展示会として知られており、ロイヤルエンフィールドはCustom Worldプログラムの一環として世界各地のクリエイターと共にカスタムモデルを展開してきた。過去にはAN-BU custommotors、CHERRY’S COMPANY、SURESHOTなどとのコラボレーションを実現させており、CUSTOM WORKS ZONとの提携はその最新作となる。
CUSTOM WORKS ZONは2003年結成、滋賀県を拠点に活動するユニークなデザイン力と高い製作技術を併せ持つカスタムビルダー。これまで世界中のショーで評価を得ており、ヨコハマホットロッドカスタムショーでは三輪車部門での最優秀賞獲得歴も複数回ある。古民家を改築したショールームやカフェを運営し、他文化とのミックスにも意欲的だ。
CLASSIC 650は648cc並列2気筒エンジンを搭載するCLASSICシリーズのフラッグシップモデルとして、2025年9月1日より日本国内での受注をスタートしている。シリーズ伝統のクラシックなスタイルを踏襲しつつ、性能と熟成を重ねたモデルとして位置付けられている。今回のCUSTOM WORKS ZONとのカスタムモデルは、このCLASSIC 650のポテンシャルをさらに引き出す試みであり、国内外のバイクファンから注目を集める見込み。
ロイヤルエンフィールドは1901年創業の老舗ブランドで、英国を発祥としながらもインドを中心にグローバル展開してきた。ミッドサイズモーターサイクルセグメントにおいて高い存在感を持ち、「ピュア・モーターサイクル」の理念のもとシンプルで美しく、ライディングする喜びを重視する製品づくりを行っている。今回の発表はその理念を体現する一例であり、国内のモーターサイクル文化とも新たな接点を築くこととなる。





電動マイクロモビリティの認知拡大と安全意識、利用者の“期待と不安”が浮き彫りに

パナソニック サイクルテックが全国10代から70代の男女1,245名を対象に「電動マイクロモビリティに関する意識調査」を実施。都市部でラストワンマイルの移動手段として広まりつつある電動アシスト自転車、特定小型原動機付自転車(キックボード型・自転車型)、電動バイクの4種類について、認知度や利用経験、印象が調べられた。電動アシスト自転車は8割以上が認知し、約4人に1人が利用経験あり。キックボード型を含む特定小型原動機付自転車の認知も6割を超え、「便利そう」という意見が全タイプで多数を占めた。一方、「危なそう」と感じる人はアシスト自転車で3人に1人、他のタイプでは2人に1人を超える。また、交通ルールの明確化を望む声が6割を超え、安全性を高める制度整備が課題として浮上している。






伝説のバイク漫画『バリバリ伝説』がZIPPOに、限定150個で復活

1980年代のバイクブームを代表する漫画『バリバリ伝説』(原作:しげの秀一)が、ZIPPOライターとして限定150個で一般発売される。CAMSHOP.JP限定で販売されるこのZIPPOは、漫画の名シーンをレーザー刻印で忠実に再現し、光沢のあるガンメタリックの質感と高級感ある重厚な仕上がりが特徴。真鍮製の本体にはシリアルナンバーが入り、「151/300 ~ 300/300」の刻印がランダムで付与される。サイズは H5.5×W3.8×D1.2(cm)、発売は2025年9月17日。大人のコレクターに向けたアイテムとして注目集める。









宮城光と巡る秋の飛騨路&北アルプストラバースルート 2日間ライダーツアー開催

元二輪GPワークスライダーでモータージャーナリストの宮城光が案内する「飛騨路と北アルプストラバースルート&ライダーズミーティングin新穂高」の2日間ツアーが名鉄観光サービスにより募集中。11月5日発着、1泊2日で奥飛騨エリアの紅葉と絶景をバイクで堪能する。ホテル穂高にてライダーズミーティングを行い、参加者同士でバイク談義が楽しめる。ツーリングにはベテラン先導・サポートカー付きで荷物やトラブルにも対応。バイク未所有者のためのレンタルバイク手配と特典あり。自由な参加形態として現地集合・解散のプランも選択可能。おひとり様やタンデムも歓迎。写真・動画のデータ提供付きで思い出を持ち帰れる内容。



MotoGP日本GPでアプリリアがファンとの特別な週末を演出

ピアッジオグループジャパンは、9月26日から28日までモビリティリゾートもてぎで開催されるMotoGP™日本グランプリにて、アプリリアブランドの特設ブースを出展する。最新モデルの展示に加え、小椋藍選手が走らせたトラックハウスカラーのRS 660をはじめ、RS 457、SR GT 200 Replicaなどが並ぶ。aprilia racingの2025年チームウェアコレクションを中心とする純正アパレル販売も実施。来場者にはSNS参加キャンペーンでオリジナルステッカーを贈呈し、ライダーによるサイン会も予定されており、ファンとの交流を重視した内容となっている。展示はGSプラザ内特設ブース、観戦券が必要。展示内容やイベントは予告なく変更される可能性あり。







「さよなら50cc」 ホンダ名車ロゴのTシャツが成田空港に登場

株式会社フェイスのノリモノ雑貨ブランド「CAMSHOP.JP」が、ホンダ50ccバイクの生産終了を受け「HONDA 50cc BIKES LOGO Tシャツ」を企画・デザインした。スーパーカブ50、モンキー、ゴリラ、DAX、CD50といった代表的モデルのロゴをクラシカルな配置であしらい、50ccバイク文化に敬意を表す一着として位置づけられている。ボディには6.2オンスのコーマ糸を使用し、厚みと肌触りを重視、丸胴仕様でシルエットにもこだわりを見せている。価格は税込4,950円で、成田空港ターミナル2の出国口「秋葉原PLUS」にて販売中。オンラインによる購入も可能。ライセンス取得商品であり、50ccバイクへの感謝を形にしたアイテムとして注目を集めている。






TRIUMPH NATIONAL RALLY 2025 のデモ走行ライダー、エミリー・カールソンからステファン・グランキストに変更

トライアンフモーターサイクルズジャパンは10月4日開催の「TRIUMPH NATIONAL RALLY 2025」で予定されていたデモ走行について、当初発表されていたエミリー・カールソンからステファン・グランキストにライダーを変更することを発表した。ステファンはオーストラリアを拠点に活躍するエンデューロ系プロで、2025年8月のJNCC木島平大会ではTriumph TF 250-Xで優勝しトライアンフブランドとして日本での初勝利を挙げていた。デモ走行は会場の特設コースにて、11時55分〜12時05分および14時25分〜14時35分の2回実施予定。ファンミーティング要素の強いこのラリーは、TRIUMPHファン同士の交流やカスタム発表などが主な内容で、事前申込を受付中。

人気ポケッタブル高圧洗浄機 SPICERR、新色マットホワイト登場

オートバイ用品メーカー「サイン・ハウス」が、“SPICERR”ブランドのポケッタブル高圧洗浄機「SWU-201」にマットホワイトカラーを追加、9月26日から発売する。価格は1万2980円(税込)。この洗浄機は折り畳み時約800g、折りたたみ後のサイズはW176×H104×D68mmと軽量・小型で、3段階の水圧切替と5種類のノズルを備える。電源・水源が無くても使え、ペットボトルでも給水可能な点が特徴。車・バイクの洗車だけでなく、窓や網戸、シンク周りなどの日常の汚れ落としにも対応する仕様。使用時間は強で約14分、弱なら約30分。販売はAmazon、ヨドバシカメラ、2りんかんなどで行われる。












Can-Am 3輪モーターサイクル、最大25万円サポートのクリアランスセール開始

BRPジャパンが2025年9月14日から10月19日まで「2022年~2024年モデルクリアランスセール」を実施。期間中、Can-Amの新車全モデルを正規販売店で購入すると、モデル年式に応じて最大25万円(税抜)のパーツ・アクセサリー・アパレル購入やキャッシュバックでのサポートが受けられる。2022年モデル購入者には25万円、2023年は20万円、2024年は15万円が適用される。購入サポート金はディーラーオプションやライディング用品などに利用可能。対象モデルの在庫がなくなり次第、キャンペーン終了。
