車高次第でスタイルは激変、理想にかなったセレクトを!

SUVであるハリアーは、一般的なカスタム術であるローダウンはもちろん、アウトドア仕様を狙ったリフトアップにも対応できる懐の深い素材。ホイール&タイヤで目指す方向性が定まったなら、そのスタイルに見合った足まわり&車高でスタイルをより完成形へと近付けるのがセカンドステップだ。

スポーティに走りたい、ふだんから低い姿勢のままで走りたいという人には、オススメはやっぱり車高調。ちょっとだけローダウンできればいい、というのであればコスパも考慮してローダウンスプリングをチョイスするのもアリだ。

できる限りベタベタにしたい、どこにでも行ける実用性とローダウンとを両立したいのなら、エアサスが筆頭。コストはかかるが満足度と利便性はバツグンに高い。

人気のリフトアップは、工賃も節約できて手軽なスプリング交換がオススメ。ちょいアゲでも雰囲気は激変、初心者にはピッタリだ。

ローダウンの定番は車高調キット

理想のローダウン姿を追求したい、走っているときも理想の低い姿勢のままでいたい。そんな人に最適なのが車高調。車高が変化してもストローク量が変わらず、乗り心地をキープしやすい全長調整式のモデルが現在は主流だ。
車高を下げるだけでなく、乗り心地の向上にも貢献する車高調キット。写真は車内から減衰力調整が可能なブリッツのダンパーZZ-R SPEC DSC。

スイッチ操作で車高調整自在、便利なエアサス!!

エアサスの魅力は、いつでも任意で車高の調整ができること。オフ会などの見せ場ではベタベタまでローダウンして、その会場への往復は車高をアゲて快適に走る、が実現できる。コストはかかるが利便性と満足度はピカイチ。
ショック上部に設置されるエアバッグ内の空気を入れたり出したりすることで車高を上げ下げするエアサス。

低コストで雰囲気激変、「リフトアップスプリング」でちょいアゲ!!

本格的なキットによるボディリフトなど、リフトアップにもいろんな方法はあるが、いま特に人気なのがスプリング交換によるちょいアゲ仕様。乗り心地も確保しやすく、工賃込みで10万円程度とコストパフォーマンスも優秀。車高調という選択肢もある。
純正のスプリングと交換するアップスプリング。コストパフォーマンスに優れ、導入のしやすさもポイント。

ちょいサゲできるスプリングもある!

ちょいアゲの反対で、実用性もキープしたままの軽いローダウンを楽しめるダウンスプリングも選択肢のひとつ。低コスト、最初の一歩に最適。

あえての純正車高も実はカッコイイ!?

OFF系やSUVらしさを主張したいなら、あえて純正車高のまま、ホイール&タイヤのみで勝負するのもアリ。ただし純正車高でマッチングを取った場合、車高を変えたくなったときにさまざまな要因でコストがかかる場合もあるので悪しからず。ショップと相談を。

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STYLE RV(スタイルRV) Vol.162 トヨタ ハリアー No.11より