スムーズで力強い加速感などハイブリッドの安定感は抜群

国産コンパクトクロスオーバーSUVで希少な5ナンバーサイズのボディをもつのがダイハツ・ロッキーの兄弟車であるトヨタ・ライズ。
エクステリア

エンジンは3気筒で、今ではe-SMARTと呼ばれる1.2ℓの発電用エンジンを積むS-PDL(ワンペダル)採用のフルハイブリッドと1.2ℓ自然吸気、デビュー当初からあった1.0ℓターボの3種類。燃費性能ならWLTCモード燃費28.0㎞/ℓを誇るハイブリッド、速さなら98PS、14.3㎏mを発揮する1.0ℓターボ、コスパなら1.2ℓ自然吸気エンジン搭載車ということになる。
インストルメントパネル

全長4mを切るボディサイズゆえ、パッケージは前席優先だが、実はラゲッジルームの広さが自慢だ。ガソリンFF車なら容量はクラス最大級の369ℓもあり、二段の高さに調整できるデッキボード下にも80ℓ以上(デッキボードの位置による。ハイブリッドは17ℓ以上)ものスペースを備えるから使いやすい。
居住性


1.0ℓターボの走りはパワフル。高速巡行も楽々だ。1.2ℓ自然吸気は穏やかにして街乗りメインなら必要十分な動力性能の持ち主。e-SMART=ハイブリッドは出足から瞬時にモータートルクが立ち上がり、モーター駆動ならではのスムーズでトルキーな加速感が味わえ、中間加速も伸びやか。安定感もシリーズベスト。ただしエンジンの3気筒感は強めだ。
うれしい装備



月間販売台数 7270台 (24年9月~25年2月平均値)
現行型発表 19年11月( 一部改良&パワートレイン変更 21年11月)
WLTCモード燃費 28.0㎞/ℓ ※ハイブリッド車

ラゲッジルーム


パワステは全車、低速で軽く、速度を上げると引き締まり安心感が出るタイプ。乗り心地はまずまずの合格点。段差などではショック吸収性に改善の余地ありか。


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