最高出力64psを発揮する660cc直列3気筒ターボエンジン搭載か

初代ラガーは、1984年に初代「タフト」の後継モデルとして誕生。ラダーフレームを採用する本格オフローダーとして1997年まで生産されていたが、いよいよその車名が復活すると見られる。

新型は、ジムニーのラダーフレームではなく、ボディ構造全体の剛性を強化し、軽量化が図られた「DNGA」(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用、人気の高いスズキの5ドア「ジムニー ノマド」を意識した5ドアの可能性が高いようだ。
注目のエクステリアデザインは、ボクシーで、力強いクロカン風デザインが予想される。シンプルなデザインながら、フロント、サイドは直線基調のクロカンらしい力強さを強調、ヘッドライトデザインは、正方形のくっきりしたアウトラインになり、その中に上下2段に分けたプロジェクターを内蔵する。もちろん、アンダーガードやサイドステップも装備するはずだ。
ボディサイズは全長3395mm、全幅1475mmでタフトと同様に軽自動車規格いっぱいのサイズとなるようだが、全高が1730mmと高くなるほか、最低地上高も200mm(タフト+10mm)となり、悪路走破性も向上するだろう。
キャビン内は、9インチディスプレイを搭載して、スマホと連動し、Apple CarPlayに対応すると見られる。また、クルマとスマホをつなぐ「ダイハツコネクト」も搭載することだろう。
新型パワートレインは、最高出力54psを発揮する自然吸気660cc直列3気筒エンジン、最高出力64psを発揮する660cc直列3気筒ターボエンジンをラインナップすると思われる。トランスミッションは、「タント」同様に刷新された「D-CVT」を採用するはずだ。
新型ラガーの登場は2026年秋と予想される。価格は160万円から220万円程度と、タフトより高く設定されると思われる。



