「T-AstroX」採用のポイント

大森機械工業は包装用機械および包装用関連機器のメーカー。今回、椿本チエインが納入する「T-AstroX」は、北棟の保守部品の保管・ピッキング工程で採用され、部品の高効率保管や在庫管理のDX化、ピッキング工程の大幅な自動化を担うことになる。

「T-AstroX」は、物流センターや製造工場の保管・搬送・ピッキングなどの複数工程を大幅に自動化するGTP(Goods to Person)システムとして開発された。ワークを保管する棚と、ワークを搬送するロボット、ワークの入出庫やピースピッキングを行うワークステーションで構成。人手不足の解消や作業の効率化に貢献する。

大森機械工業 越谷工場
3次元マテハンシステム「T-AstroX」

今回納入される仕様は、約2,000種類・40,000点の部品、約1,500点の仕掛品の在庫管理を行うシステムとなっており、1日あたり入庫/出庫量は合計1,000点以上を予定されている。さらに、顧客の要望に応じて、ワークステーションの形状や運用を同社向けにカスタマイズ提案したほか、24時間オンコールサービスなど、椿本チエインのメンテナンス体制も採用のポイントとなった。

ステーション数3式(入出庫兼用)
有効間口数約1,800間口
搬送ロボット(台車)数4台
稼働時間8時間/日
納入仕様