エプロン+ローマウントバンパーで大変身

アイアンバンパーを軸に据えた独自のジムニースタイルを提案する鳥取のオートルビーズ。「懐かしいがどこか新しい」をテーマにした商品を数多く世に送り出してきた同店が、新たに「アイコニック70フロントバンパー」をリリースした。

商品名の70が示すのはトヨタの名車ランドクルーザー70。その初代モデルのバンパーをモチーフに、ジムニーへと落とし込んだ力作である。

「見た目は好評をいただいているオールドスクール同様のバータイプですが、両サイドはエプロンの形状に合わせて角度付けています。また、バンパー位置を純正よりも下げ、前に出すことで往年のクロカン四駆の雰囲気も取り入れました」とオートルビーズの野澤代表。

グリルとバンパーの隙間にはボディ形状にピッタリと沿ったスチール製フロントエプロンでフェイスを引き締める。中央に3つのスクエアホールを設け、両端はやや跳ね上げたデザインもランクル70からヒントを得ている。

「バンパーはステンレスの鏡面仕上げとラプター仕上げのスチール(黒)の2タイプで、エプロンはボディカラーに合わせて塗装した上で納品となります。付属するスキッドプレートは本来のガードの役割というよりは、バンパー奥の雑然とした部分を隠す意味合いのほうが強いですね」。

また、エプロンの裏はボディカラーとなるが、デモカーのように防錆塗装でブラックに仕立てるとデザインがより際立ち、精悍な印象が増すという。グリル下にエプロンを加え、バンパーの位置を低く設定しただけで、よりレトロ感が強まり、フロントフェイスの印象は大きく変わる。デビューからすでに7年が経過した現行ジムニーシリーズだが、そのカスタム熱はまだ冷める気配はない。

人気のスズスポグリルもクロームタイプを選択。中央部分をクロームに塗っているのではなく、両サイドをボディ色に塗装している。
新作バンパーはジムニー/シエラ/ノマドともに基本デザインは共通。
バンパーは純正位置より下げただけでなく、ノマド/シエラで20〜30㎜、ジムニーで50㎜前方に出ている。グリルガード扱いで車検は問題なしだ。
リアにスペアタイヤを背負っていると全体にイメージが重くなるため、背面タイヤレス仕様ナンバー移設キットの装着で、すっきりしたスタイルに。
足元にはオートルビーズ・オリジナルのラモーン2を装着。こちらもバンパーに合わせてスパッタクロームカラーを選択。サイズは16×6.0J−5。
ステンレス素材のフロントバンパーと統一感を出すために、リアもステンレス製のオールドスクルールバンパーをセット。ショートタイプで軽快な印象に刷新。

Specification(JC74 JIMNY NOMADE)
■アイコニック70フロントバンパー(ステンレス)12万1000円
■オールドスクールリアバンパー丸型テール(LEDセット)12万8700円
■スズスポグリルクロームタイプ11万2200円
■背面タイヤレスナンバー移動レス(ステンレス)3万3670円
■1.5インチリフトアップコイルスプリング4万3065円
■AXR RAMONE2(スパッタクローム・16×6.0J-5)4万700円 /1本

ジムニーはラプター塗装仕様。エプロン奥に防錆塗装を施すことでグリル部分の存在感がクッキリ。スズスポグリルは2トーン塗装で処理。
ちょっとしたルーフからの積み下ろしに重宝するステップリアバンパー。デザインは角型テールのオールドスクールバンパーとほぼ同じだ。
ジムニーに装着したホイールもラモーン2。マッドブラックの塗装は表面が少しざらついて見えるようにグレーを強めにオーダーしている。
ジムニーは柔らかなアイボリーのボディをブラックで締めるモノトーン仕立て。車高はオリジナルの1インチアップスプリングをセット。乗り味はかなりいい。

Specification(JB64 JIMNY)
■アイコニック70フロントバンパー(スチール)9万4600円
■ステップリアバンパー(LEDセット)9万4050円
■スズスポグリル6万6132円
■背面タイヤレスナンバー移動レス2万790円
■1インチリフトアップコイルスプリング3万9600円
■AXR RAMONE2(16×5.5J +20)3万6300円/1本

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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.288 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ&ジムニーノマド No.17より