ヘリテージが贈るオリジナルホイール

カスタマイズの基本は足元からと言われているが、オフロード性能が高いジムニーに関しては足まわりがノーマルでも、ホイール&タイヤを交換するだけでクルマのイメージがガラッと変わるのが魅力。オシャレで斬新なジムニー用カスタムパーツを数多く手がけるヘリテージは、バンパーガードやフェイスグリルなどのボディパーツだけでなく、他にはないオリジナルホイールのラインアップも充実させている。JB64向けも豊富に取り揃えているが、今回は純正でボリュームのあるオーバーフェンダーが装着されたシエラ&ノマドにピッタリなモデルをピックアップして紹介したい。

まずは見るからに重厚感あふれるディテールがウリのワイドホイール。その名の通り、ディープリムが特徴のスチールホイールである。いわゆる「鉄チン」なのだが、フルリバースリムの2ピース構造とすることで、視覚的によりリムが深く見えるのがポイント。サイズはシエラ&ノマド用でもかなり攻めた8J・インセット マイナス20。誰よりも目立ちたいオーナーにぜひとも勧めたい1本だ。

もうひとつのモデルはデイトナディープ。アメリカンカスタムに良く似合う王道のデイトナ系デザインを採用したスチールホイールだが、こちらもサイズは8J・インセット マイナス20とすることで驚異の深リム&コンケイブを実現。デイトナ系にありがちなリムのラインをあえて入れず、半ツヤのセミグロスブラックで仕上げて精悍なムードを醸し出す。どちらもタイヤサイズの厳選をはじめとした巧妙なセットアップが必要となるサイズだが、上手に履きこなせば注目度アップは間違いなし。ヘリテージのホイールでさらなるステップアップを狙ってみてはいかが?

ジムニーの足元に重厚感を注入したノスタルジックな深リム鉄チン

クラシカルなカスタムでは昔から人気だったディープリムのスチールホイール。その雰囲気をジムニーで味わえるのが嬉しい。デザイン自体はナットホールまわりにつまんだようなフチを付けてセンターパートとの高低差を持たせ、その周囲に5つの楕円型ホールを取り入れることでスチールホイールらしさを全面に押し出している。デザインがシンプルだからこそ、リムの深さがさらに引き立つ。ジムニー用ではありそうでなかった逸品である。

Wide Wheel(ワイドホイール)
カラーはリムまで色を揃えたセミグロスブラックのみ設定。足元をビシッと引き締めるとともに、色で塊感を演出して足元にドッシリ感を与えてくれる。
■価格:3万1900円
■サイズ:16×8.0J -20
■カラー:セミグロスブラック

長く愛されているアメリカンなデザインに驚異のディープリムをマッチング

カスタム系スチールホイールとして昔から人気が高いデイトナデザイン。ヘリテージはそのディスク形状にディープリムを組み合わせ、さらなる個性をプラス。カラーはツヤを抑えたセミグロスブラックとすることでイカツい雰囲気も感じさせる。シエラ&ノマド専用設計だけに、リアに純正キャップをそのまま装着できるのも魅力。

DAYTONA’S DEEP(デイトナディープ) ■価格:2万9700円 ■サイズ:16×8.0J -20 ■カラー:セミグロスブラック

シエラやノマドに似合うヘリテージのホイールラインナップ

OLD COUNTRY Heritage Spec (オールドカントリー・ヘリテージスペック)
人気のスチールホイールであるオールドカントリー。サイズを7J・インセット−5に設定した深リム仕様で、ヘリテージでしか手に入らない特別モデル。
■価格:3万800円
■サイズ:16×7.0J -5
■カラー:クローム
DAYTONA’S VANILLA(デイトナ・バニラ)
アメリカンカスタムに欠かせないデイトナデザインをバニラホワイトでポップに味付け。リムにあしらったオレンジ&スカイブルーのラインが爽やか。■価格:2万7500円
■サイズ:15×6.0J ±0
■カラー:バニラホワイト
OLD COUNTRY VANILLA(オールドカントリー・バニラ) レトロなディッシュ形状がウリのオールドカントリーを、可愛らしさあふれるバニラホワイトに備えたヘリテージ限定モデル。メッキのキャップが映える。 ■価格:2万5300円 ■サイズ:16×6.0J -5 ■カラー:バニラホワイト
UFO(ユーエフオー) オフロードスタイルの定番とされる丸穴ディッシュ、いわゆるレンコンホイールを煌びやかなスパッタリング仕上げに。滑らかな落とし込みも注目したい。 ■価格:4万9500円 ■サイズ:16×6.0J -5 ■カラー:スパッタリング

うさぎマークの『DOD』とコラボした、キャンプサイトで映え確実なオフ系ホイール! “ウシャリン”と“バトリ”どっちがお好み?

【JIMNY WORLD #013】 現行型の発売以来、販売台数的にもそしてカスタムシーンでも人気が継続して絶好調のジムニー。本家ともいえる軽自動車のジムニー、そして普通乗用車・白ナンバーのジムニーシエラ、そして、色々な意味で話題騒然となった5ドアのジムニーノマドの登場でその注目度はさらに加速。海外仕様をベースに先行して開発された5ドアノマドのデモカーをはじめ、ジムニー&シエラのカスタムを楽しんでいるユーザー、そしてカスタムの基本とも言えるホイール&タイヤでのスタイルアップまで、いまどきのジムニーワールドを堪能していこう!

見えにくい「死角」を視認! データシステムの『ジムニー』専用カメラキットは、画面の切り替えが6パターン!

【JIMNY Customize Collection Vol.03/Data System】 5ドア仕様のノマドが登場し、その人気がさらに高まっているスズキ・ジムニーシリーズ。カスタムパーツのラインアップも非常に豊富で、タイヤ&ホイールを筆頭に、ボディキットやサスペンション、さらにはインテリアアクセサリーなど多種多彩。いま注目したいジムニー専用パーツをピックアップ!

違うのはボディサイズだけじゃない! ノマド、シエラ、ジムニーの3モデルを徹底比較してみた

【ジムニー、シエラ、ノマド3車種比較 エンジン&ボディサイズ編】 ジムニーノマドの登場で、3つの個性的なジムニーシリーズが出そろった。 そこで軽自動車のジムニー、小型車サイズのジムニーシエラ、5ドアの ジムニーノマドを比較して、その個性と選び方を考えてみたい。

HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.288 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ&ジムニーノマド No.17より