フルハイブリッドのシステム出力は3psアップの143psを発揮。WLTCモード燃費は25.4km/Lに向上
このたび発売される改良版ルーテシアは、新しいルノーデザインを取り入れた、彫刻的で引き締まったフロントフェイスを採用。
よりコンパクトでスリムになったフルLED ヘッドランプは精密さと高い技術性を表現し、外観をシャープな印象にしている。
拡大されたグリルの輪郭はモダンな雰囲気と活力を与え、チェックグリッドが力強さとスポーティ感を醸し出している。
また、グリル中央から端に向かって色合いが明る<変化するグラデーションが、深みとテクニカルな印象を高めている。

そして、ブランドロゴからインスピレーションを得た縦長のハーフダイヤモンド型LEDデイタイムランプはモダンさを際立たせ、モータースポーツの世界から着想を得たマットシェルグレーのF1ブレードがスポーティな印象を高めている。

クリアレンズ化されたLEDのリヤランプと、新デザインのリヤバンパーによって、新しいルーテシアのリヤエンドは、スポーティさに加え高い質感を感じさるものとなった。
そんな改良版では、スポーツシックで上質な「エスプリ アルピーヌ」グレードとなった。
フロントフェンダーにはアルピーヌのエンブレムが取り付けられ、スポーティでエレガントなデザインの専用アロイホイールは17インチ。
新しくなったシートはサポート性に優れた形状で、バイオスキンX ファブリックのコンビ素材を採用し(前席シートヒーター付)、快適に長距離ドライブが楽しめる。
シートバックはアルピーヌのロゴ入りとなる。

アルミペダル、ステアリングヒーター付TEPレザーステアリングホイール、アルピーヌロゴ入りキッキングプレートも、アルピーヌの世界観を表現したディテールだ。
センターコンソール中央のディスプレイには、スマートフォン用ミラーリング機能が付いた9.3 インチマルチメディアEASY LINK縦型タッチスクリーンを新たに装備。
オーディオ、電話、運転・駐車支援システム、車両設定等の各種操作が行えるほか、Apple CarPlayとAndro id Autoが使用できる。
スマートフォンワイヤレスチャージャーは標準で装備。
9スピーカーによるボーズ製サウンドシステムを採用したオーディオシステムは、上質で快適なドライブには欠かせない装備だ。
パワートレインは1.6L直列4気筒エンジンを組み合わせるフルハイブリッドシステム。
EモーターとHSE(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)の2モーター、そして電子制御ドッグクラッチ マルチモードATを組み合わせることにより、ダイレクトかつスムーズなドライブフィールと低燃費を実現。
システム出力は従来から3psアップの143psを引き出し、WLTCモード燃費は0.2km/Lアップとなる25.4km/Lという輸入車No.1をマークする。

電子制御ドッグクラッチ マルチモードATは、モータースポーツで使用されるドッグクラッチを採用することで、一般的なクラッチやシンクロナイザーを省き、軽量化とコンパクト化を図ったギヤボックス。
モーター側に2つ、エンジン側に4つのギヤを持ち、これらのギアを組み合わせた12通りの変速比でモーター、エンジンそれぞれから動力を切れ目なく、効率よく引き出すことができる。
発進時はエンジンを使用せずに、低速域で効率の高いモーターのみで駆動。
このため、すぐに力強いトルクを得ることができ、スムーズでレスポンスのよい発進と素早く爽快な加速が可能だ。
中速域ではモーターとエンジンを最適に組み合わせることで、素早いレスポンスと息の長い加速が得られる。
そして、従来のハイブリッド車があまり得意としてこなかった高速域では、巡行時には効率の高いエンジンを積極的に使用し、追越し時にはエンジンにモーターのアシストを加えることで、力強い加速を披露する。
減速する際には、減速エネルギーを回収し、電気に変換してバッテリーを充電。
ブレーキペダルを踏み込むと回生ブレーキが作動し、さらに制動力が必要な場合はブレーキパッドを介して「機械的」なブレーキが作動する。
また、ギヤポジションを「B」にすると、アクセルオフ時の減速G が大きくなり(回生ブレーキが強く作動し)、ワンペダル走行が可能に。
その結果、アクセルとブレーキの踏みかえ動作を大幅に減らすことができ、ドライバーの疲労軽減に寄与する。
また、E-SAVE機能を使用するとバッテリーの充電量を40%以上に維持し、モーターのアシストを最適化する。




