攻めのホイールチョイスにも注目!

ひと目見た瞬間にアッ!と驚かせるようなインパクト狙いのメイクもドレスアップの表現方法の一つだが、ここに紹介するすんすんさんのカローラスポーツは純正仕様と錯覚してしまいそうなシンプルさを徹底追求する一方、何度でも見直したくなるセンス溢れるテクニックをふんだんに投入。

ベース車の抑揚に富んだフォルムの特徴を引き立てるボディカラーはBMW純正色のマラケシュブラウン。さらに同車のシャドーラインばりに、ウインドゥモールのクロームトリムや前後バンパー内のシルバー加飾部はすべてブラックアウト。ルーフパネルもブラックで塗り分けが行われ(こちらはメルセデスベンツ純正のオプシディアンブラックを使用)、ダーク系2トーンならではの重厚感を演出。

ACCエアランナーのエアサスでロワードされた足元にインストールされるのは、センターロック風デザインが特徴のロティフォームCVT。他にも低さをより強調するための小ぶりなリップスポイラーやUS輸出モデル用のフロントエンブレム、さりげなくスモーク加工されたテールランプなど、すべてにおいてまとまり感を意識したオーナーの熱意と熟練ビルダーの高いスキルが見事に融合された完成度を見せている。

TOYOTA COROLLA SPORT・トヨタ・カローラスポーツ(令和2年式)
薄く、小ぶりなサイズのスポイラーはノンブランド品で、本体をブラウンに、天面部はブラックに塗り分けられている。
BMW用ブラウンのボディに合わせてスモーク仕上げが施されたテールランプ。車名エンブレム類はすべてシェイブド。
ルーフパネルはメルセデスベンツ用ブラックで塗装され、車体の低さを演出。これもさりげないアピールポイントだ。
PCD100/5Hという制約条件のもと、選ばれたロティフォームCVT。サイズは19インチ。あえてブラックカラーを選んだのは、ホイールの過度な主張性を和らげるため。
メインはオーナーの通勤用ということから、足回りはハイトコントロールが容易なエアサスを装着。ルックス面のみならず、街乗りにおける快適性も両立されている。
TOYOTA COROLLA SPORT・トヨタ・カローラスポーツ(令和2年式)
OWNER すんすんさん
かつてはフルカスタム仕様の40系カムリを所有していたこともあるすんすんさん。あやめチャン、そうすけクンもパパのクルマが大好き!

Specifications
WHEEL●rotiform CVT(19×8.5J+45) TIRE●ニットー・NT555(225/35) EXTERIOR●フロント=社外リップスポイラー、フェンダー=加工、US純正トヨタマーク、テール=ブラックアウト、ドアノブ&ドアミラー=ブラック化 TUNING●エアサス=ACC/他 Production SHOP●ポッシブル

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STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年10月号 No.358より