溶接研修センターでは1962年の設立後、60年以上にわたって溶接研修事業が大繩レテイル。現在は、グループ会社のコベルコ溶接テクノがJIS検定講習・試験や溶接実技研修事業を実施している。2032年の村岡新駅開業及び事業所に隣接して整備される村岡新駅南口通り線の整備と合わせ、施設のリニューアルが実施された。2022年2月に藤沢市と締結した「村岡新駅周辺のまちづくりに関する連携協定」に沿って、溶接の研究開発拠点として研究開発・新たな世代への科学技術振興を行うことで周辺地域の発展に貢献するためにも、幅広い顧客に満足される環境が整えられる。
新溶接研修センターは鉄骨構造2階建てで延床面積は約2,400m2、1階には被覆アーク溶接や半自動溶接の実技スペースに加えて、溶接ロボットや装置の実技・実演スペースを併設し、コベルコROBOTiX株式会社による溶接ロボットのオペレータ教育も実施が可能となる。2階は教室スペースとなり、大教室と中教室がそれぞれ1室、小教室3室とこれまでより多くの方に受講いただけるようになる。今後も溶接研修事業を通じて、溶接士の人材育成や溶接産業の活性化に貢献していく。
