「ジャパンモビリティショー2025のホンダブースでは、日本での発売に先駆けてCR-V e:HEVプロトタイプが展示される予定

CR-Vは「Comfortable Runabout Vehicle」という名のとおり、快適性と高い機動性を兼ね備えた革新的なモデルとして1995年に日本で誕生。以来30年にわたり世界中で多くの方々に愛され続けてきた。
初代モデルは、人々の新たな生活の創造を支える「クリエイティブ・ムーバー(※)」というコンセプトのもと、都市での扱いやすさと使い勝手のよさ、そして快適性を兼ね備えた都市型SUVという新たなジャンルを切り拓いた。
※使う人の生活をより楽しく、豊かに広げていける「生活創造車」をめざしたホンダの新発想のクルマ。第一弾は1994年発売の初代オデッセイ

その後もCR-Vは、販売地域の拡大とともに時代ごとのユーザーニーズに合わせた進化を続け、昨年7月には、日本の自動車メーカーが発売するモデルとして初めて(2024年7月時点/ホンダ調べ)、外部から充電可能なプラグイン機能を持つ燃料電池自動車「CR-V e:FCEV」をリース販売形式で発売。
グローバル累計販売台数は今年の8月に1500万台を達成した。
直近10年間(2015年~2024年)の販売台数はホンダの四輪機種のなかで最多となり、ホンダのSUVラインアップを代表する重要モデルに成長した。

2022年には6代目が発売。
快適な室内空間と2モーターによる力強い走りが特徴のSUVで、北米や中国を中心に多くの方から好評を得ており、日本での発売も予定されている。

10月29日から東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025(一般公開は10月31日~11月9日)」のホンダブースでは、日本での発売に先駆けてCR-V e:HEVプロトタイプが展示される予定だ。

なお、ホンダ公式ウェブサイトでは「CR-V 30周年特設サイト」が開設された。

歴代ホンダCR-V

初代(1995年)
1994年登場の初代オデッセイに続くホンダ・クリエイティブ・ムーバー第2弾として誕生。
乗用車感覚の操縦性と広い居住空間を両立した。リヤドア内蔵テーブルなど独自の工夫を備え、「都市型SUV」という新ジャンルを確立した。
1997年には米国で販売を開始し、その後は欧州やアジア地域にも導入。
グローバルにおけるホンダのSUV本格展開の起点となった。

2代目(2001年)
パッケージングを刷新し、室内空間の拡大や使い勝手を向上。
北米や欧州に加え中国でも販売を開始。
ホンダのグローバルSUVとして世界各地で存在感を高めた。

3代目(2006年)
それまでのスクエアなデザインから一転、より洗練された都市型SUVとしてスタイリングを進化。
2.4L i-VTECエンジンや新開発サスペンションによって走行性能を高めるとともに、静粛性や乗り心地にさらに磨きをかけた。

4代目(2011年)
滑らかで高効率な空力ボディ、優れた燃費性能や乗り心地に加え、居住空間や荷室も広がり、使い勝手も大きく向上。
2011年にはグローバル累計販売500万台(ホンダ調べ)を達成した。

5代目(2016年)
CR-V初のハイブリッドモデルを設定。
ホンダの2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載した環境対応モデルとして、新たな歴史を刻んだ。
さらに日本では、CR-Vとして初めて「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全グレードに標準装備し、安全・安心装備を充実させた。
2018年にはグローバル累計販売1000万台(ホンダ調べ)を達成。

6代目(2022年)
力強く洗練されたデザインと拡大された室内空間に加え、2モーターのe:HEVによる力強い走りで、北米・中国を中心に多くのユーザーから好評を得ている。

CR-V e:FCEV(2024年)
日本の自動車メーカーが発売するモデルとして初めて(2024年7月時点/ホンダ調べ)、外部から充電可能なプラグイン機能を持つ燃料電池自動車をリース販売形式にて発売。
北米や中国などで販売している6代目CR-Vをベースにすることで、SUVならではのユーティリティやパッケージで多様なニーズに応えている。