2025年10月30日(木)〜11月9日(日)まで、東京ビッグサイトにて開催される『ジャパンモビリティショー2025』だが、マツダから“RX-9コンセプト”がワールドプレミアされるという噂が駆け巡っており、期待が高まっている。

マツダ CX-3 次期型 予想CG

これは2023年の『ジャパンモビリティショー』で展示された、RX-9を示唆すると考えられていた“アイコニックSP”の進化系として、より量産型の姿を示唆するモデルだと思われる。

マツダ CX-5

伝説的なRX-7に代わるロータリースポーツカーとして2003年にRX-8が発売され、10年間販売されていたが、それも2013年に製造終了。以後、長きにわたってロータリースポーツカーの流れは絶えて久しい。そこに新型モデル登場が匂わせられれば、誰もが期待せずにはいられない。

RX-9のボディは4ドアだったRX-8から2ドアになることで、全長4300mm、全幅1800mm、全高1200mm、ホイールベース2600mmと、RX-8よりコンパクトになることが予想される。

また、パワートレインは、800ccの2ローターエンジンと電気モーターの組み合わせで、駆動方式はFR。最高出力は380psを発揮、ドライサンプの採用で重心がかなり下がるものと噂されている。これ以上のことは秘密のベールに包まれているが、大いに期待したい。

スクープ班がもう一台、マツダで期待を寄せるのは、CX-3をベースとした新型のコンセプトモデルの登場の噂だ。初代となる現行モデルは2015年の登場なので、これが本当だとすれば、実に11年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

次期型では、新開発プラットフォーム“SKYAXTIV-VEHICLE ARCHITECUTRE”が採用されてボディサイズが拡大、全長は約50mmストレッチされ、全幅、全高も若干拡大、クーペルーフの採用などにより、兄貴分のCX-30とは明確に差別化されそうだという。

注目はパワートレインで、1.5L 直列3気筒ガソリンエンジン+マイルドハイブリッド、1.5L 直列3気筒ディーゼルターボエンジン、そして上位モデルの1.5L 直列4気筒+モーターが登場すると言われているが、最大の注目は、発電用の830ccロータリーエンジン+駆動用モーター(170ps)に17.8kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する“Rotary-EV”と呼ばれる仕様で、“EV”と名乗るもののプラグインハイブリッド。EVのみの航続は120kmだという。

そのほか、日本初公開となる新型CX-5は出展が濃厚だろう。CX-5は2025年7月10日に8年ぶりにフルモデルチェンジし、世界初公開されている。

パワートレインは刷新され、2.0L ガソリンエンジン、2.2L ディーゼルエンジンに加え、新たに2.5L 直列4気筒ガソリンエンジン+24Vマイルドハイブリッドが登場、遅れてシステム合計出力270psを発揮する、最強モデルとなる2.5L 直列4気筒ガソリンエンジン+ストロングハイブリッドが投入される。