新旧を問わないZへの熱き想い!

Zマニアの心を掴むチューニングメニューを続々と開発!

東京オートサロン2025では、R35GT-Rベースのコンセプトカー『R356C』で優秀賞を獲得したほか、ゲトラグ製6速MTへの換装や2000psを発揮するドラッグマシンの製作など、R35関連の話題で注目を集めるクルウチ。

だが、代表の久留内さんはこう語る。「18歳の時、240Zでドラッグレースを始めた頃からずっとZが大好きです。むしろGT-Rには強いライバル心を抱いていました」と、そのZ愛を熱く語った。

ライトニングイエロー・最終型・ターボ・2シーター・ノーマルルーフという車両。有識者調べによるとこの条件の車体は製造台数1台というウワサも

クルウチは中古車販売からオイル交換・車検などのメンテナンス、さらに各種チューニングまで、“街のクルマ屋さん”と“チューニングショップ”を並行して運営している。その想いの集大成が、同じ敷地内にある『クルウチ博物館』だ。この施設には溢れんばかりのZ愛が詰め込まれており、S30からZ34まで歴代車両、しかも激レアモデルばかりが展示されている。

Z33の期間限定ホモロゲモデルである「Type E」と同時にニスモから発売されたコンプリートカーがコチラの「S-tune GT」。S1仕様エンジンをはじめとしたニスモパーツと専用チューンが盛り込まれている。

博物館エリアは会員限定公開だが、定期的に一般公開日も設けられているので、興味のある方は最新情報をチェックしてほしい。

また、最新モデルRZ34には、往年の240ZGのデザインエッセンスを取り入れた「500ZG」を製作。さらに、モチーフとなった240ZGを色濃く感じさせるマルーンカラーのデモカーも用意。S30と比較して拡大されたRZ34のボディに合わせて、Gノーズやワンテールを実現するリヤガーニッシュなどをアレンジしており、そのスタイリングはオーナーからも好評だ。

ちなみに、「500ZG」は車両込みのコンプリート販売が基本だったが、エアロキットとしての販売構想も具体的に進行中である。

「クルマをご購入いただいた方には、クルウチプレミアムパスポートをお渡しし、博物館の見学ができます。それ以外の方も、定期的に一般公開日を設けていますので、お問い合わせください」と、クルウチ企画広報係兼クルウチ博物館館長の三田さん。

このように博物館の運営やエアロパーツ開発、ドラッグレースへの挑戦など、クルウチの活動はすべて熱烈なZ愛に支えられている。クルマの購入やメンテナンス、チューニングの依頼において、Zオーナーにとって心強く、親しみやすい存在なのだ。

●取材協力:クルウチ 三重県多気郡明和町佐田906-12 TEL:0596-53-0070

「R35GT-Rを6速MT仕様にしてみないか!?」クルウチ入魂のミッションスワップメニューが堂々完成!

【関連リンク】
クルウチ
https://crewch.com/