世界名に統一してボディ拡大 後席の居住性はクラス最大級

大きな変貌を遂げた新世代MINIの中でも、最も大きく変わったのが、最初に登場した「カントリーマン」だ。
エクステリア

日本では「クロスオーバー」と呼んでいた〝大きなMINI〞の後継となり、モデルチェンジを機に世界名に改称するとともに、サイズも大きいことをアピールしているとおり、従来型のクロスオーバーに対して130㎜長く、25㎜幅広く、65㎜も高くなった。
インストルメントパネル

外装の雰囲気もガラリと変わった。大きな円形の有機ELセンターディスプレイにさまざまな機能が盛り込まれているほか、その下側にトグルスイッチが設けられてセンターまわりがスッキリとした。最大7パターンの音と光の演出により、車内の雰囲気を変えられるようにした「MINI エクスペリエンス・モード」を楽しむこともできる。
居住性


車内はかなり広い。後席はコンパクトSUVの中で最大級の広さで、リヤシートは左右分割して前後スライドもできる。荷室も広く、フロアボードの下にも収納を用意する。性能を差別化したガソリンにディーゼルや電気と、パワートレインが多彩に選べるのも特徴だ。ボディサイズが大きくなっても、太いステアリングを操ってこれまでにも増して意のままの走りを楽しめる。
うれしい装備



月間販売台数 NO DATA
現行型発表 23年11月( 「E」系追加 24年3月)
WLTCモード燃費 17.4 ㎞/ℓ ※「D」

ラゲッジルーム


MINIとしてのこだわりとファンへの心くばりから、ゴーカートモードにするともともと俊敏なハンドリングがさらにクイックになる。伝統を受け継いでMINIとしての期待に応えながら、多くの新たな価値を身につけた、要注目の一台だ。


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